今週は再び川端康成特集にもどり、「文学の舞台を歩く」の第二回として「雪国」を歩いてみたいとおもいます。雪国は御存じの通り、越後湯沢を書いた小説ですが、作者が意図したのか、作品のの中には越後湯沢という地名は一切出てきません。 <川端康成「雪国」> この「雪国」という小説は、当初から考えられていた小説ではなく、幾つかの小説を推敲してまとめて昭和12年に「雪国」として発表したものです。川端康成は「雪国」を昭和12年で終わらせず、戦後の昭和22年に書いた「雪中火事「と「天の川」の二つを加えて、昭和23年決定版「雪国」として再び出版します。現在の「雪国」は、これが底本となって出版されています。まず最初に書かれたのは昭和10年の「夕景色の鏡」で、あの有名な書き出しは当初は「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった。」となっていましたが、決定版では「国境のトンネルを抜けると雪国であった。夜の
あまりないね。野郎はめちゃくちゃされるけど(笑) 規制かかってたり、おばはんの抗議とか怖いのかね(笑)
今うちのゼミでは、携帯マグでスタバのコーヒーを飲むのが流行っている。で、私も西武の優勝セールをやっていたのでサーモスの携帯マグを買った。スタバにもっていったら、その場で洗ってコーヒーを入れてくれた。コーヒーは生活習慣病にイイ面もあるらしいし、コーラの本数も減る。アツイのはちびちび飲めるし。今もちびちびやっている。 金曜は非常勤。行きの本屋で、『14歳からの社会学』を買った。電車のなかで斜め読みをする。非常に読みやすい。まぬけにも14歳からというのは、中学生にも読める、中学生のための社会学という意味かと思っていたが、これは酒鬼薔薇の透明な存在にもひっかけてあることに、読み進むうちに気づいた。 アマゾンの内容紹介 「これからの社会をどう生きればいいのか」―― この不安を、多くの子どもたち(もちろん大人たちも)が抱えています。そして残念ながら、今、学校で教えられていることは、この疑問に十分にこた
【本の概要】◆今日ご紹介するのは、「秋の勝間本キャンペーン第1弾」(笑)、「勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan」。 「さおだけ屋」の山田真哉さん曰く「勝間本の最高傑作はこの本じゃないでしょうか」というフレーズに、いやでも期待が高まるというものです(笑)。 果たしてその内容は、タイトル通り、「勝間版・日本改造論」とも言えるもの。 私も速読できずに読みふけってしまいましたよ(汗)!←記事が遅れた言い訳w いつも応援ありがとうございます! 【目次】第1章 若い人が暗い国 悲観と楽観 (I)職場の憂鬱 「勉強法ブーム」が示すもの かなり「やばい」日本のビジネス力 効率のよさと競争力のバランス ほか (II)3つの変化 1情報の革命 2「クリエイティブ」の必要性 3フリーランス志向の高まり (III)若者たちを明るくしよう 第2章 西原理恵子さんと、最強ワーキングマザー対談
詳細についてはこれからいろいろ調べて別のところで書く予定なので、今回はごく触りだけしか書きませんが。 今ちょっと、日本の出版不況とか学術出版の状況とかについていろいろ考えを巡らせています。 で。 ふっと嫌な予感がして、最初にあることを調べてみました。 日本の出版市場 2007 2007年の出版物販売額は3.1%減の2兆853億円と辛うじて2兆円台を維持した。内訳は書籍が3.2%減、雑誌が3.1%減であったという(出版科学研究所調べ)。 出版市場の最新動向2008(2008-09-07参照) 海外の大手学術出版・情報産業の収益状況 2007 Reed Elsevier社 ※(1ポンド=1.98アメリカドル、4/10時点) 総収益:90億7632万ドル(9,440億円相当)(前年比1.6%増) 営業利益:17億5824万ドル(1,830億円相当)(前年比6%増) Thomson社 総収益:72
2 名前:名無しのオプ :2008/07/15(火) 00:45:19 ID:2ah8jYOI◎…絶対読むべき ○…読んでも良いと思う ●…面白いけどヤラレタは人ソレゾレ [2008/7/14暫定版] 1 【赤川次郎】 「○マリオネットの罠」 「○三毛猫ホームズの推理」 【飛鳥部勝則】 「○殉教カテリナ車輪」 「○砂漠の薔薇」 「○レオナルドの沈黙」 「●ラミア虐殺」 「○堕天使拷問刑」 【我孫子武丸】 「◎殺戮にいたる病」 「○0の殺人」 「○弥勒の掌」 「○メビウスの殺人.」 「○たけまる文庫 謎の巻」 【綾辻行人】 「◎十角館の殺人」 「○殺人鬼」 「○どんどん橋、おちた」 「○黒猫館の殺人」 「○迷路館の殺人」 「●霧越邸殺人事件」 【鮎川哲也】 「●りら荘事件」 【有栖川有栖】 「○双頭の悪魔 .」 「●月光ゲーム」 「●孤島パズル」 【泡坂妻夫】 「
最近でいえば、中村文則と双璧をなす。漢語表現をそのまま使っているほか、変な日本語が散見される。中味にしても、何ら小説である必然性がなく、これなら、ドキュメンタリーかノンフィションを読んだほうがいいだろう。白英露とかいう女の描写も中途半端だし、「梅」とかいう妻に至っては、何も描かれていない。まるで明治40年以前の青春小説の出来損ないで、青年二人が主人公なのに、尾崎豊がどうのこうの言っているだけで、「性」については何も書いていないというのが、いかにもシナ人らしい。同人雑誌に載って埋もれていくべきレベルの「小説」である。 石原慎太郎は欠席したそうだが、選評は文章で書いてくれるのではないかな。もっとも、石原が出席しても、受賞作に変りはなかっただろう。 豊崎由美は今回の受賞作に激怒しているが、小川や川上に本気で期待していたのか? 豊崎と大森望の「メッタ斬り!」が始まって以来、芥川賞の選考は文学オタク
サウジアラビア「東京人の民度は素晴らしい。落ちてる財布を交番に届けた!」 大阪じゃなくてよかった〜 (名無しクオリティ)
ブルータワー 【 徳間書店 】 石田衣良 定価 1,785円(税込) 2004/9 ISBN-4198619182 悪性の脳腫瘍だと宣告された主人公が、発作のたびに意識だけが二百年後へトリップし、飛んだ先はテロと蔓延するウィルスによって今にも崩壊寸前。そんな未来世界を彼は救おうとするという話だ。 意識を喪失している間だけ彼は未来にいて“闘う人”となり、目覚めるやカウントダウンの現実に立たされる。行ったり来たりで、彼を必要とする未来は実体のない、現実逃避の脳内世界なのかも。そんな想像もわいてくる。なにしろ現実にもどれば、妻が同僚の男と不倫をしている。知りたくもないことを知る。やりきれない主人公。反動もあってか、未来では助っ人衆に背中をおされ、いつしか救世主へとまつりあげられる。 未来がほとんどいまの時代の圧縮コピーにしか見えないのは、作者の意図するところだろう。ひとを救わんとする
しごと初回配本は片翼の瞳 1 (1) (魔法のiらんど文庫 な 1-1)が8冊ずつ、他は5冊。…ぜんぜん売れてない。ケータイ小説コーナーに隔離スタンド置いて頑張ってるのに、売れない。一方、同日売りの片翼の瞳 上 (1)のハードカバーは4冊ずつが残り1冊ずつに。このへんの考えを改めなければならないということか。ハードカバーのステイタス感とかそんな感じなのか。ううむ。これは8冊入って現在品切れ中。別格というべきでしょうね。君空―‘koizora’another story作者: 美嘉出版社/メーカー: スターツ出版発売日: 2007/10メディア: 単行本『恋空』映画オフィシャル本は2冊入って品切れ、追加頼むか考え中。恋空オフィシャルフォトドブック -新垣結衣as美嘉- (TOKYO NEWS MOOK) (TOKYO NEWS MOOK)出版社/メーカー: 東京ニュース通信社発売日: 200
質問テンプレ 質問に答える側としては質問者に関するデータが揃っていた方が答えやすく また質問者の趣向にあった作品を挙げられる可能性も高くなるので 質問テンプレを使用することをお薦めします。 1.どのような作品を読みたいのかなるべく詳しく教えてください。 2.今までに読んだSF本は何冊くらいですか? 3.その中で面白いと思った作者・タイトルを教えてください。 4.SF以外で好きな小説のジャンルは? 5.SF以外のジャンルで好きな作者は? 6.嫌いな作家・ジャンルがあれば教えてください。 7.こういう作品はNG、というものがあれば教えてください。 アイザック・アシモフ 「われはロボット 決定版」/「鋼鉄都市」 ハヤカワ文庫SF ダグラス・アダムス 「銀河ヒッチハイク・ガイド」〔シリーズ全5冊〕 河出文庫 ポール・アンダースン 「タウ・ゼロ」 創元SF文庫 グレッグ
おそらくエピック・ファンタジイ史上 最高の作品といっていいだろう。 きわめて面白く、現実主義的でもある。
2007年06月12日21:45 カテゴリ書評/画評/品評Art 書評 - 「世界征服」は可能か? 間違いなく、岡田斗司夫の多方面にわたる作品の中でも最高傑作。 「世界征服」は可能か? 岡田斗司夫 いや、それどころか本書以前の岡田斗司夫作品は、本書の下書きにすぎない。「僕たちの洗脳社会」や「フロン」という書籍だけではなく、「王立宇宙軍」や「ナディア」といったアニメも。 いや、「下書き」というより「下っ端」というのがふさわしいだろうか。 本書「『世界征服』は可能か?」は、オタキングが、本当にキングになる、すなわち世界を征服するとはどういうことを考え抜いた本。その知見と結論は、キングの名にふさわしい。 オビより あなたはどんな支配者タイプ? 魔王タイプ (ex.『レインボーマン』の「死ね死ね団」) 独裁者タイプ (ex.『DEATH NOTE』の「夜神月」) 王様タイプ (ex. 『ドラゴンボ
というわけで、ナチスの発明という本を読みました。なかなか興味深いというか知らないことも多かったので、メモレベルにまとめてみます。 ■ナチスが発明したもの(本書より) ・コンサート技術(今のPA技術) →ヒトラーの演説を屋外できちんと伝えるための装置技術 ・高速道路 →いわゆる「アウトバーン」。現在の高速道路のモデルとされている。1933年から建設が始まって戦争終了時には4000キロまで到達。ちなみに日本の高速道路は1963年から建設を初めて現在約6000キロ。 ・オリンピック聖火リレー →ベルリンオリンピックの際に、盛り上げるためにナチスが考案。ちなみに記録映画も女性監督レニ・リーフェンシュタールにより、この時に初めて撮られ、のちのスポーツ記録映画に影響を与えた。 ・ジェット機 →ナチスが発明したわけではなさそうだが、初めて実用化に持って行ったのがナチスのジェット機。
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