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理論とfinalventに関するcastleのブックマーク (34)

  • マリアンヌとコロンビア、国家の擬人化、理性教というカルト: 極東ブログ

    昨日のエントリの続きみたいなもの。昨日のエントリも、もう少し整理してもよかったのだけど、とりあえずそこまでは書いておくかな、さてその先はどうしようかなと少しためらっていた。 くだらない話から簡単に先につづけると、自由の女神は日全国ラブホの象徴だろという話だが、それは知っていた。というかそれが普及するのは吉祥寺の像の移転の時期と重なるのではないか、という時代の問題の端緒として考えてみたいかなというのがあった。 さて続きだが、「アメリカ的進歩(American Progress)」の女神について、「あるいは、これは自由の女神とは別なのだろうか。だとすると、それは何か(たぶん次回に続く)」ということだが、絵のタイトルのなかに答えは隠れている。 「アメリカ的進歩」と訳すと誤訳ではないがわかりづらくなる。"American Progress"は、「アメリカなるものの前進」で、この女神がアメリカなの

    castle
    castle 2010/08/03
    「ベルタス神復活における「自由」の意味は、ローマ時代のそれではなく「理性」と同義になって」「理性という神に従って破壊を行うことが自由という意味」「エンゲルスによって「理性」は「科学」に書き換えられる」
  • サミュエル・ハーネマン(Samuel Hahnemann): 極東ブログ

    医師サミュエル・ハーネマン(Christian Friedrich Samuel Hahnemann)は 、1755年4月10日、現在のドイツ、ザクセン州マイセン郡に生まれた。11日だったという異説もある。なお、ドイツ語読みではザムエルだが、英米圏での話題が多いことから英語読みとしておく。 同年に生まれた有名人にマリー・アントワネットがいる。つまりルイ16世は一つ年上である。同年はルソーが『人間不平等起源論』を書いた年でもあった。同時代に近い日では、医師でもあった平賀源内が1728年の生まれ、同じく医者でもあった居宣長が1730年の生まれである。 サミュエルの父は画家でもあり、また親族にはマイセン磁器の絵付け師も多かった。だが彼は芸術の道には進まなかった。子供の頃から語学の才能があり、英語、フランス語、イタリア語に習熟した。ギリシア語やラテン語は当然できた。さらにアラビア語、 シリア語

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    castle 2010/07/18
    「こんな医療でよいのだろうかと、正統医学に疑問をもった人もいた。科学的な医療に疑問を持つことなど、近代理性の時代、許されるわけもない。当然、薬草を使った治療などは魔術や呪術の類に扱われた」
  • プロ倫は実証的に見ればゴミですよ - finalventの日記

    池信先生⇒Twitter / 池田信夫: いまだに「プロ倫」を学生に勧める先生が多いみたいだけ ... いまだに「プロ倫」を学生に勧める先生が多いみたいだけど、あれはウェーバーの作り話 プロ倫は実証的に見ればゴミですよ。その点ではレヴィストロースがトンデモさんというのとあまり変わらない。 じゃなぜプロ倫かというと、人間行動における合目的性の概念にあって、それが理解社会学となるのだけど、この内面の「理解」を、いわゆる文学的な人間の内面ではなく、モデル的に、つまり理念型的に取り出したところがポイント。だからこの先にパーソンズの構造機能分析が出てくる。だからプロ倫が基礎とも言える。 ただ、これもちょっと特異な発想で、現代知性にとって重要かというとちょっと微妙かもしれない。 あと ⇒[書評]プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神(マックス・ヴェーバー): 極東ブログ ⇒[書評]マックス・ヴェー

    プロ倫は実証的に見ればゴミですよ - finalventの日記
    castle
    castle 2010/06/22
    「人間行動における合目的性の概念にあって、それが理解社会学となるのだけど、この内面の「理解」を、いわゆる文学的な人間の内面ではなく、モデル的に、つまり理念型的に取り出したところがポイント」
  • [書評]世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで(飯田泰之): 極東ブログ

    勝間和代さんのは一冊も読んだことがないので、この機に読んでみようかと手に取ったのがこの一冊、と誤解をしそうな帯だし、めくってみると細野真宏氏の「カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる」(参照)に似ているかなとも思うが、著者はブログ界で名著と評判のある「ダメな議論 論理思考で見抜く (ちくま新書)」(参照)の飯田泰之氏である。しかし、「世界一シンプルな経済入門」ってほんとかな。 勝間和代さんも「こんなを待っていました! 最高の経済入門です。ぜひ読んで下さい」と一喝しているのだから、そうなんだろうと第1章「経済学ってなんですか?」をめくって、不覚にも、いきなり目から鱗が落ちた。まじかよ、俺は書の上級編にあたる「経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データを使って考える(飯田泰之)」(参照)もきちんと読んでいるんだぜ。同書あとがきで「長崎県立大学経済学部の乙丸益伸君」の名

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    castle 2010/03/17
    「経済学=希少な対象について考える学問。希少性/インセンティブ/ノーフリーランチ を使い整理、理解、リアクションを考える」「経済学的には競争は好ましいが、経営学的にはいかにして競争を避けるかが重要」
  • [書評]IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実(村上宣寛): 極東ブログ

    知能とは何か。それは人種間で差があるのか。この問題について、米国ではチャールズ・マリー(Charles Murray)氏の1994年の共著「Bell Curve: Intelligence and Class Structure in American Life」(参照)および2008年の単著の「Real Education: Four Simple Truths for Bringing America's Schools Back to Reality」(参照)が社会的な話題になった。私はどちらも読んでいないが、その話題については米国の社会的話題として報道などから知識を得てずっと気になっている。関心事の焦点は、人種間の差異というより、知能を社会的に論じるというのはどういうことのなかという点だ。 マリー氏のこれらの著作は日では翻訳されそうにない。米国社会の問題だということもあるし、その

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    castle 2010/03/16
    「一般知能g:多元的に見える各種の知的能力の行使の基礎に、知能そのものを特徴付ける因子gがあるという考えかた」「特殊知能sは課題ごとに異なる特殊な因子」「知能研究者スピアマンはgとsが実在すると仮定」
  • 採用試験の検査がダメな理由について少し考えてみる: 極東ブログ

    そういえばというのも変だが、心理学者村上宣寛氏には2005年の著作で「「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た」(参照)があり、各種心理テストを批判している。正確には、血液型人間学、ロールシャッハ・テスト、矢田部ギルフォード性格検査、内田クレペリン検査が批判対象になっていて、すべての心理テストがウソというものではない。そして、ではなにが正しいかという話の言及は書にはあまりない。 ネット的には、同書については、血液型人間学の批判に関心が集まったかのようだが、私個人としてはロールシャッハ・テスト批判にいたる村上氏と奥さんの物語が絶妙に面白かった。アマゾンを見ると、書は文庫にもなっているようだ(参照)。 面白いといえば、書のエピローグ「仕事の能力は測れるか」も面白い話だった。リクルートのSPIに触れた学生との対話で。 「リクルートのSPIの半分は学力検査問題で、高得点の人は

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    castle 2010/03/16
    「SPIやA8の予測が本当に正しいかは追跡調査すればわかるよ。点数を勤務成績なり営業成績と突き合わせればいい」「一般知能gを入社時に抑制することが企業の存続に適性であることの合理的な結果が日本企業の活動」
  • 晴れ・ログイン - finalventの日記

    心せわしい気分があって、なにか休むという感じがしない。内面的には老いというものはないし、どうもいくつか最近関連の書籍などを読むに言語に依存した能力にはそれほど老化は来ないようだ。しかし、老化がないわけではなく、一番のものは容姿であり、それを自己イメージとどう受け取るかということは、中学生みたいだが、問題は問題だ。しかも、問題としてもどうとなる問題でもない。では、それはただ受容すべきかというと、とりあえずはそうだし、それなりに身綺麗にしておけというのはあるだろう。つまり、またしても社会的対面なり他者との問題で、自身の内省は取り残される。大人になるというのの一つの特徴は、自身の内省をひとまず置くということでもある。関連して、ベルカーブ問題をぼんやりと考えた。いわゆる表層的な議論や批判はわからないではないし、研究方法論上の問題はあるにせよ、intelligenceというのは基の方法論上はメカニ

    晴れ・ログイン - finalventの日記
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    castle 2010/03/13
    「intelligenceというのは基本の方法論上はメカニカルなもの、機械と措定されるものだろう」「社会の知的な階層に対立する、生物的な絶対性みたいのものは、そもそも思考対象とするのが日本人は苦手なのではないか」
  • [書評]その科学が成功を決める(リチャード・ワイズマン): 極東ブログ

    世間にあふれる自己啓発で書かれている内容、例えば、マイナス思考はやめてポジティブ・シンキングにしようとか、成功するためには成功したイメージを思い描こうとか、そういう話は当なんだろうか? 当ってどういうこと? そういう自己啓発の要点について科学的に実験してみたら妥当性がわかるんじゃないか? ということで、その観点から既存の各種心理学的・社会学な実験論文をまとめたところ、自己啓発のエッセンスの大半が、ハズレです、というのがわかる痛快なだ。つまり、ポジティブ・シンキングしても事態は改善しないし、成功した自分をイメージしても成功しない。それどころか、逆効果のようだ。 書の目次を見ても自己啓発の要点がスパスパと切られていくのがわかる。自己啓発はあなたを不幸にする、面接マニュアルは役立たず、イメージトレーニングは逆効果、創造力向上ノウハウはまちがいだらけ、婚活サイトに騙されるな、ストレス

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    castle 2010/03/04
    「心理・社会学な実験論文をまとめたところ、自己啓発本のエッセンスの大半がハズレ」「先に受けた刺激が後の行動に影響を及ぼす暗示効果(プライミング)」「本書もいわゆる奇手の自己啓発書」「集団は暴走する」
  • あまり文献にそって考えているわけではないが - finalventの日記

    最近、自分が20年以上考えてきた、哲学的な問題にちょっと解決が見つかりそうなので、ときおり考えている。どういう問題なのかというのを説明するのがめんどくさいし、哲学をプロパーにやるとすでに終わっているよその問題ということにもなるのかもしれない。 ま、でも、ぶっちゃけ言うと、主観の根拠性と、世界の齟齬の理由はなにか?ということ。 まあ、独我論なんだけど。 大森荘蔵から少しづつ自分も離れつつあるのか、しかし、結局独我論というのは抜けることができない前提なんだというとき、独我の中に現れる他者や世界とはなんだろ? ここで最近考えているのは、予測とルールということ。 はてななんかでも前期ポパーと言っていいかと思うけど、科学的言説の基準に、反証可能性が一人歩きしているっぽいけど、反証可能性というのは、まあ、それなりに役立つ。 で、この場合、世界にはベルクソン的な時間は存在しない。つまり、反証可能性という

    あまり文献にそって考えているわけではないが - finalventの日記
    castle
    castle 2008/10/09
    「主観の根拠性と、世界の齟齬の理由はなにか?独我論」「予測とルール」「生のプロトコルでしかない」「(他者とのルール「信用」のプロトコルは)独我のルールとその生存の苦のプロトコルという風に分解している」
  • 日本経済の壮大な歴史実験から他国が学べること: 極東ブログ

    米国での関心としては民主党候補の熾烈な争いという文脈なのだが、ヒラリー・クリントンがぶちあげた経済政策について、ビル・エモット(Bill Emmott)元英エコノミスト誌編集長が28日付ワシントン・ポストに”Lessons From Japan's Malaise(日沈滞からの教訓)”(参照)という興味深い反論の寄稿をしていた。クリントンは、日の大手紙の社説の英訳でも読んだのか、「米経済は日型停滞に陥るから財政出動あるべし」みたいなことを言ってしまったらしい。 エモットは、「極東ブログ: [書評]日の選択」(参照)ではどちらかというと控えめなのだが、この件については、それは違うよということ声高に言っている。 で、その反論を読んでいると、当の日人としては、ちょっと花見酒にはよさげなやけくそな気分になってきてしまった。というわけで、ちょっとご紹介。試訳も付けたけどご参考程度に。 話は

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    castle 2008/08/13
    「連邦準備制度理事会は(利下げを)実施」「日本の中央銀行は資産バブルを徹底的に潰すために金融政策を使った。1990年9月まで金利を上げ続け」「銀行が損失規模と不良債権負担の実態を隠蔽することを助け」
  • 極東ブログ: [書評]マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)

    「マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと(マーク・J・ペン)」(参照)が翻訳されているのを知らなかったので、えっと思って中身も見ずに買ってしまった。 これって弾小飼さんの書評にあったっけ。というのもなんだが、出版社さんはまず弾さんに寄贈というところからブログの世界で新刊書の通知という時代なのかな。 原書のほう「Microtrends: The Small Forces Behind Tomorrow's Big Changes(Mark J. Penn, E. Kinney Zalesne)」(参照)はすでに昨年に買ってちらほらと読んでいたし、これはきっと翻訳が出るだろうし出たら買うかという心づもりでいたのも、訳の中身も見ずに買った理由。 で、びっくりした。というか、ちょっとこの厚みであの内容が入っているわけない感はあったのだけど、この訳はだいたい中身は半分といったところ。抄訳だ

    castle
    castle 2008/05/17
    「マイクロトレンドは"counterintuitive"(反直感的)であるということ」「ペンは、社会の常識や直感的な理解からマイクロトレンドは見えないですよと主張しているのだ。だからこそ、統計など方法論を重視している」
  • 学習すると早死にするらしい: 極東ブログ

    また3日穴が開いてしまった。しまったな。ちょっと気を抜いていたというか、日々ブログを書いていた時間をTwitterにシフトすると、なるほどそれなりにブログを書く気力みたいのも抜けるものなのかな。ブログが書けないわけでもない。いろいろ思うことはあるし、いくつか書評めいたことも書きたいもある。だけどネットに向き合う時間がなんとなく減りつつある。ジョン・マエダではないけど、背をもたれてを読むほうが心地よいし、ジャーナルもマシンの前を離れてコーヒーを飲みながら読むほうを好みつつある。年齢ってやつか。でも考えてみたら、こんなにネットにプラグする以前の行動パターンだったか。 そういえば「極東ブログ」という鉄人28号ばりのふざけた名前をブログ名にしたのは、できるだけ世界の端っこから世界を見つめていたいという思いもあった。以前なら目下のグルジア情勢やレバノン情勢についてもエントリを書いたものだった。そ

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    castle 2008/05/11
    「学習、つまり環境変化による適合、というものが、神経システムに対してなんらのデメリットを持っているのではないか」「(ショウジョウバエは)学習すると、早死にするようになった」「(知性は)軍備拡張となる」
  • [書評]売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則 (アル ライズ/ジャック トラウト): 極東ブログ

    洒落で書いた昨日のエントリ「極東ブログ: [書評] 「勝ち馬に乗る! やりたいことより稼げること」(アル ライズ/ジャック トラウト)」(参照)だが、そういえばアル・ライズとジャック・トラウトのコンビの著作といえば、むしろこっち、「売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則 (アル ライズ/ジャック トラウト)」(参照)を紹介しておくべきかなと思い、昨晩はレモン・ワインを飲みながらパラパラと再読した。 アル・ライズとジャック・トラウトには同趣向のもあるので、必ずしも書がというわけではないと言えばそうなのだけど、端的に言えば、書はマーケティングのバイブルですよ。その筋の人でこれ読んでなければモグリです。ただ、その筋の人はこれを普通の人には読ませたくないだろう。 では、その筋でない人が読むとしたらどういうメリットがあるかというと、大蟻コンコンチキというか、たとえばブログで有

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    castle 2008/03/07
    「失敗の法則:失敗は予期することもできるし、また受け入れることもできる」「実態は、マスコミに現れる姿とは逆である場合が多い」「1.知覚(認知、幻想)の法則 2.心(マインド)の法則 3.世間の法則」
  • [書評]反哲学入門 (木田元): 極東ブログ

    率直に言うと暇つぶしくらいの気持ちで木田元「反哲学入門」(参照)を買った。というのも、たぶんまたいつもの木田先生の著書と同じ内容なんじゃないかなと高をくくっていた。が、比較的新刊書っぽいし、見開いたところにちょっと気になる話(subjectという言葉の歴史の解説)があったのと、前書きを見るとまたぞろ口述筆記らしいが木田先生だからいいかと思った。夜、眠くなるかもなと読み始めたが、やばいやばすぎる。すごい面白い。二時間くらいで読めるが、もったいなくて読書速度が遅くなる四時間くらいかかる。すると徹夜になると思ってとりあえず閉じた。 書の内容は木田ファンなら特に目新しいことはないと言ってもいい。講談社学術文庫「反哲学史」(参照)と同じと言っていいかもしれない。その意味で結局書も「反哲学」とメルロー=ポンティ風なタイトルになっているが、要するに後期ハイデガー論である。なので当然、ハイデガーや「

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    castle 2008/02/22
    「しかし、デカルトの「理性」とわたしたち日本人の考えている「理性」の違いを意識している日本の哲学研究者はほとんどいないのではないでしょうか」「(デカルトの言う「理性」は)神の理性の出張所のようなもの」
  • [書評]人間関係にあらわれる未知なるもの(アーノルド・ミンデル): 極東ブログ

    先日、「極東ブログ: [書評]身体症状に<宇宙の声>を聴く(アーノルド・ミンデル)」(参照)を書いたあと、アーノルド・ミンデルの新刊書がこの1月25日に出ていたことを知って、条件反射的にアマゾンのワンクリックてぽちっとなとした。すぐに、これ、「人間関係にあらわれる未知なるもの 身体・夢・地球をつなぐ心理療法」(参照)が、古いというか初期ミンデルの著作だなとわかったが、注文の取り消しはしなかった。おそらくミンデルをフォローしている関係者にとって、日の現在に重要なという認識があるのだろうという直感があったからだ。実際読んでみて、そのあたりの思いのようなものは伝わった。たぶん現実に日でプロセスワークに関わっている人、あるいは関わっていく人にとっては、昨日触れた「極東ブログ: [書評]昏睡状態の人と対話する(アーノルド・ミンデル)」(参照)より喫緊の課題というか、差し迫った現状のようなもの

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    castle 2008/02/08
    「ドリームボディという着想は、人間の個性化の可能態。個性化と家族関係の問題が実質本書のテーマ」「団塊世代の夫婦関係の少なからぬ関係が終わりを迎えているという事と、団塊チルドレンがうまく親になれない事」
  • 捕鯨問題のわからない話: 極東ブログ

    私は捕鯨問題にはほとんど関心がない。過去には一度やや関連のエントリとして「極東ブログ: くじらバーガーの伝言ゲーム」(参照)を書いたが基的に情報の伝達に関心があったくらい。現在騒がれているフレームワークに適合するような意見はなにも持ち合わせていない。なので黙ってろと言われそうだし実際黙っているのだが、まあ、そんなスタンスのエントリもあっていいかもしれないという程度なので、白黒バッシングのネタにはしないでね。 最初に自分が一番疑問に思っていることを書いておくと、捕鯨というのはしないでいると増え過ぎてその捕によって他の魚、海洋資源の減少につながる論があるが、あれは科学的に正しいのか?というところだけ。 素人風に思うのだが、地球の生態系、しかも海洋の生態系に人間が介在することは想定しがたい。というのも伝統的捕鯨法というのはあるにはあるが、あの程度だと生態系への影響はゼロに等しい。むしろ、鯨を

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    castle 2008/01/26
    「06年のIWC(国際捕鯨委員会)総会では、IWCの正常化を求める宣言が賛成33、反対32、棄権1で採択。この宣言の提案国は日本だけではないが、この傾向を見ると、国際的にも日本はまるで孤立しているふうはない」
  • なんというか - finalventの日記

    昨今の疑似科学批判ってなんか浅薄だなと思う。水が語るわけないし、進化の過程に神が介在するわけじゃん。世の中そういう人はいるし、そういう人だってまっとうに生きているかもだから、そんなのほっとけというか、悪徳ビジネスとかいうなら、消費者問題として区別すればいいんで、スジが違うように思う。 量子力学における存在の不可分性みたいのは、もうかっこうの疑似科学の餌になるし、意外と欧米で多いんだけど、これもどう語るかによるわけで、いわゆる日の物理屋さんは、何か不思議でも? という反応が多い。いわく、だって量子力学的にそうでしょ?ということ。ま、それはそうだが、ベル不等式とかが現実に検証されると、検証された実体は量子力学を越えているあたりは、日の物理屋さんには通じがたい。 補足すると、アスペの検証というのは、我々の人類の科学による自然の対応、つまり実験的方法が知り得た事実であって、ペル不等式から実験は

    なんというか - finalventの日記
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    castle 2008/01/24
    「変な理論でもいちおう説明が付く。説明の世界のなかに実体をモデル化し写像化すればそうなるというだけ」「科学ってのは仮説と検証のプロセスそのものなのに、日本では仮説をドグマとして捉える人大杉:米欄」
  • 毎日社説 社説:新テロ法案 民主党の対応は理解し難い - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    少し慣れてきたので毎日新聞どうしちゃたんだろうとも思わない。 同党の前原誠司前代表が応じたインタビューによると、小沢一郎代表は「与党が到底、同意できないような対案を作れ」と指示したという(「中央公論」1月号)。事実ならば、そもそも対案は「政局の具」でしかなかったことになる。 そうした小沢バッシングに毎日が加担。それはそれでしかたがないが、日の軍事貢献を憲法の枠組みでリジッドに積み上げていく道はなくなる。原則を失うことの長期的な危険性をわかっている人は少ない。

    毎日社説 社説:新テロ法案 民主党の対応は理解し難い - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
    castle
    castle 2008/01/09
    「原則を失うことの長期的な危険性をわかっている人は少ない」
  • [書評]健康の天才たち(山崎光夫): 極東ブログ

    表題が率直に言っていまいちというか誤解を招きやすい。確かに「健康の天才たち(山崎光夫)」(参照)は、日人の健康を支えた天才たちの列伝といった趣はあるが、むしろ興味深いバイストーリーとしての日近代史だった。おもしろいという点では、最近読んだのなかでは「西遊記6 王の巻(斉藤洋)」(参照)に並ぶ。歴史に関心ある人、あるいは私より年上の人なら読んで損はないだろう。 なぜこのが近代史であり無性に面白いのか。いきなり飛躍した言い方をすると、日の近代史とは疑似西洋的な国民国家日の創出のプロセスであり、かつその意味は国民皆兵化にあったことに関係する。日近代の歴史は太平洋戦争の敗北によって轟音を立てて崩れたかに見えるがそうではなく、戦後の国家工場化にすり替わっただけで、国民を皆兵化するという道が崩れたわけではない。軍事国家のシステム従軍慰安婦は戦後も経済マシンのなかで同構造を持っていたことは

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    castle 2007/11/21
    「日本の近代史とは疑似西洋的な国民国家日本の創出のプロセスであり、国民皆兵化」「日本近代の歴史は太平洋戦争の敗北によって崩れたかに見えるがそうではなく、戦後の国家工場化にすり替わっただけ」
  • 昨日twitterの補足 自我と反復強迫 - finalventの日記

    いわゆる心の問題は自分がわかる範囲で言えば、心理的な問題とメディケアが必要な実は身体的な問題がある。後者は無意識的な問題と言ってもいいかもしれない。そして、前者の心理的な問題の多くは普通に人生の問題ではないか。その、人生=課題の構図はどのような仕組みになっているか? 人間の生存の過程、つまり、人生というのは、対社会的(対性関係を含むとして)、存在の生存戦略に自我を採用している。つまり、自我の戦略の視点から人生の諸問題を見ることができる。 基的には、自我の戦略とは防衛である。そして防衛されるべきは対社会・対世界であると言える。が、それは幻想過程を含んでいることと、もう一つは生物としてのライフサイクルのチャレンジがある。ライフサイクルチャレンジの問題は非常に大きい。いわゆる性の問題は、ライフサイクルチャレンジと対社会と自我の防衛戦略の3項でモデル化できそうだ。たとえば、性欲とされる幻想と身体

    昨日twitterの補足 自我と反復強迫 - finalventの日記
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    castle 2007/11/06
    「人間の生存の過程(人生)とは、対社会的(対性関係を含むとして)、存在の生存戦略に自我を採用している。自我の戦略の視点から人生の諸問題を見られる」「自我の戦略とは防衛。防衛されるべきは対社会・対世界」