「工藤会の恐怖支配崩す」 警察庁長官、壊滅へ決意 [福岡県] 2015年06月30日 01時14分 工藤会・指定暴力団 工藤会壊滅へ向け、決意を述べた金高雅仁警察庁長官=29日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ写真を見る 警察庁の金高雅仁長官は29日、東京都内の日本記者クラブで会見し、特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)への対策について「組織のトップを死刑や無期懲役にもっていき、二度と組に戻れない状態をつくり、恐怖による内部支配を崩していこうという戦略。徹底した捜査を遂げるということで臨んでいる」と述べ、極刑の適用に言及する異例の表現で組織壊滅に向けた決意を語った。 金高長官は工藤会について「(全国的には)荒っぽい犯罪はかなり減ってきているが、工藤会は凶暴性をむき出しにした犯罪を繰り返してきた。全国から警察官を送り込み、事件化を目指してきた」と説明した。 上納金をめぐる脱税容疑でトップらを