自宅敷地内に乳児だった次女の遺体を埋めたとされる死体遺棄事件に関連し、死亡した次女の特別定額給付金10万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われた北海道旭川市永山4、無職、京田陵被告(38)=死体遺棄罪で起訴=と妻の麻理乃被告(36)=同=に対する第3回公判が4日、旭川地裁(三沢節史裁判長)であり、両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 検察側は詐欺罪についての冒頭陳述で、両被告が次女の礼王(れお)ちゃんの死亡届を出しておらず「給付金を受給しなければ死亡が公になると思った」と指摘した。
船を下りると、すぐにわらわらと群がってくる。人をまるで怖がらない(撮影/写真部・馬場岳人) 観光客が差し出す煮干しが待ちきれないのか、バッグに飛び乗った。「ここに入っているのは知ってるんだから!」(撮影/写真部・馬場岳人) 家の裏手で、わずかな日陰を見つけてお昼寝中。この隙間なら横取りされる心配もなし(撮影/写真部・馬場岳人) コンクリートが固まる前にぺたりとワンポイント。猫に「立ち入り禁止」は通用しません(撮影/写真部・馬場岳人) うっかり窓を開けておくと勝手に入ってくる。追い出すのも一苦労(撮影/写真部・馬場岳人) 猫好きを悶えさせている“猫島”がある。瀬戸内海に浮かぶ、小さな楽園に上陸した。 住民15人に猫100匹…。青島(愛媛県大洲市)は、いくつかある「猫島」の中でも最強の「猫密度」を誇る。朝夕2便の渡し船で45分。小さな港に下り立つと、さっそく、猫たちの出迎えを受けた。 商店はも
女木島の猫たち。3匹います。後方のモアイ像は、イースター島のモアイ像修復プロジェクトに参加した高松市のクレーンメーカーが吊り起こし実験に使用したもの(撮影/楠本涼) 3年に一度の芸術の祭典、瀬戸内国際芸術祭がやってくる。華やかな有名作品が「表の顔」だとしたら、「裏の顔」も楽しみの一つ。今まで気付かなかった瀬戸内を巡ってみませんか。 【写真特集】年々移住者が増え続けている?瀬戸内の魅力はこちら * * * ●男木島 高松港からフェリーで40分。男木島(おぎじま)は周囲5キロほどの小さな島だ。瀬戸内国際芸術祭の参加作品では、波の音しか聞こえない海岸沿いの堤防から福島方面に歩き出そうとしているというオブジェ「歩く方舟」(山口啓介)や、フェリー乗り場の「交流館」として今も使われている「男木島の魂」(ジャウメ・プレンサ)などが知られている。 平地は少なく、島内は狭い路地や坂道、階段だらけ。その坂
男木島の漁港に集まった猫 (c)朝日新聞社 日本は「空前の猫ブーム」に沸いている。テレビ、雑誌、CMなどで猫を見ない日はない。「猫島」も注目のスポットだ。明確な定義はないが、徒歩で1周できるくらい小さくて、住民よりも猫の数が多いような島のこと。猫島を巡ると、かわいいだけでなく、それぞれの島が問題を抱えていることが見えてきた。ライター・瀬戸内みなみが「男木島」をレポートする。 * * * 香川県の男木島(おぎじま)も猫島のひとつだ。周囲約5キロ、人口約180人、猫は推定200匹。平日でも1日30人ほど、週末にはもっと多くの来島者がフェリーから降りてくる。その男木島で今年夏、先進的なプロジェクトが注目を集めた。島に暮らす猫全頭を対象に不妊・去勢手術を施したのだ。 この取り組みの画期的なところは、たくさんいる猫を観光資源のひとつとして建設的に捉えていることだろう。猫島は、なんとなく猫が増え、
まずは猫の数だ。島に一歩足を踏み入れたとたん、猫の大群が波のように押し寄せる。そしてつきまとって離れない。日本全国に「猫島」と呼ばれる、猫がたくさん暮らす小さな島は幾つもあるが、ここまでの迫力のあるところはそうそうない。 豊かな自然に囲まれた静かな瀬戸内海の島に、のんびりのどかに暮らすたくさんのひと懐こい猫たち――そんなイメージがテレビや雑誌、そしてSNSで広まり、青島は数年前から一躍世界的に有名になった。今では猫を見るためだけに、国内外からたくさんのひとがやって来る。ゴールデンウィークやお盆の時期などは大変な騒ぎで、対岸の長浜から一日二往復だけ出ている定員三十四名の定期船に乗り切れないほどだ。 だがここは本当に、猫の楽園なのだろうか? 「あんたも猫を見に行くんか」 何度目かの青島訪問の際、定期連絡船「あおしま」に乗り込んだ筆者に向かって船員さんがいったことが忘れらない。 「いつも、思うん
港を散歩する猫(撮影/瀬戸内みなみ) 2月22日は#猫の日。猫たちの楽園と今や世界的な人気となっている愛媛県の「猫島」。その来るべき未来について考えてみたい。 【「猫島」で暮らす猫たちの写真はこちら】 * * * 愛媛県大洲市の青島は、かなり特殊な「猫島」である。 まずは猫の数だ。島に一歩足を踏み入れたとたん、猫の大群が波のように押し寄せる。そしてつきまとって離れない。日本全国に「猫島」と呼ばれる、猫がたくさん暮らす小さな島は幾つもあるが、ここまでの迫力のあるところはそうそうない。 来訪者が猫に餌をやる場所は決まっている(撮影/瀬戸内みなみ) 豊かな自然に囲まれた静かな瀬戸内海の島に、のんびりのどかに暮らすたくさんのひと懐こい猫たち――そんなイメージがテレビや雑誌、そしてSNSで広まり、青島は数年前から一躍世界的に有名になった。今では猫を見るためだけに、国内外からたくさんのひとがやって
【猫島に行く人必見】愛媛県の青島に行く際に絶対に準備&注意しておきたいこと7つ / 持ち物リストもあり 沢井メグ 2014年5月30日 みなさんは、愛媛県の青島をご存知だろうか? 名前を知らなくても「島民15人に猫100匹」と聞けばピンと来るのではないだろうか? そう、猫の楽園と話題になっている愛媛県大洲(おおずし)市長浜町の小さな島だ。 猫好きなら、一度は行ってみたいと思う人も多いこの島。記者(私)も実際に行ってニャンコに会ってきたが、本気でまた行きたい。そこで! 今回は、持ち物や注意点など、実際に行ってみて気づいた点をまとめて紹介したい。これから青島に行こうという人は必見である! 【青島に行く前に準備&注意しておきたいこと7つ】 1.島へのアクセスを確認しよう! 青島には、JR伊予長浜駅から徒歩1分ほどの長浜港から定期船に乗っていく。2014年5月現在、長浜発の定期船は 朝便 8:00
「ここ、本当に“猫の島”なの…?」。遠路はるばる観光に来た子供がそう肩を落としたほど、その島から猫の姿は見られなくなった。 福岡県北九州市の小倉港から約10km離れた小さな離島・馬島。約30人の島民よりもはるかに多い猫が暮らしていたことから、猫ファンの間では「隠れた猫の名所」として知られてきた。 「2014年、猫が島民の3倍ほどの数に増えた頃、福岡市の市民団体『大切な猫たちプロジェクト』がほとんどの猫に去勢手術や不妊手術を施しました。その様子がテレビで報じられ、“猫島”として広く知られるように。猫好きの観光客もいらっしゃるようになりました」(地元住民) ところがここ最近、猫が急に激減したという。 「今年8月に調べたところ、90匹近くいた猫が30匹ほどに減ってしまったようで…。こんなに見かけないのはあまりにも異常。どうも虐待や毒殺が疑われているんです」 そう話すのは、島猫の保護に努めてきた島
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