志紀島啓氏のツイートより: ガタリのサンギュラリテとドゥルーズの自我さえない独我論は矛盾しないのか? 2012-07-05 20:42:59 via web 「各人が特異性(singularité)なら、お互いが《他者》だから、独我論とは矛盾するはず」 ということでしょうか。 しかし、これがあくまで 特異化の《プロセス》 の話だと考えれば、 矛盾どころか、同じ話を別の角度からしただけに見えます。 特異化の分節過程は内在的で、分節それ自身の内的必然に基づく。 その意味で「自我」という実体確保と相いれず、かつ 順応的配慮とは無縁なので、独我論的です。 受動的に湧いてくる必然のみに基づいて、特異化の分節過程が垂直的に屹立する。 志紀島さんのご発表との関係でいえば(参照)、 特異性(singularité)は、固有名ではなくて「人称を欠いた諸強度」であり、 自我さえない独我論は、「人称なき強度」と