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社会とすばらしいに関するlotus3000のブックマーク (2)

  • 「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog

    ずっと読みたいと思っていた。1932年に描かれた作はディストピア小説の傑作として、オーウェルの「一九八四年」と並び称されることも多い。その理由は読めばわかる。 西暦2540年、世界は自動車王フォードを神格化し、高度な効率化に基づく高福祉の実現によって安定社会を築き上げていた。人間は工場で生産され、条件付け教育に基づいて欲望は抑えられ、フリーセックスの奨励とソーマと呼ばれる快楽薬はストレスを解消し、遺伝子操作に基づき生まれながらにして定められた階級の中であるべき人生を歩む。共同性(コミュニティ)、同一性(アイデンティティ)、安定性(スタビリティ)をモットーとする「すばらしい新世界」だ。 この作品世界は著者ハクスリーの未来予測に基づいて構築されている。1932年、彼は未来をどのように予測したか、書に収められた1946年の「著者による新版への前書き」で詳しく語られているが、この前書きは実に鋭

    「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog
  • ハックスリー『すばらしい新世界』 - logical cypher scape2

    ザ・環境管理型権力!wもしくは生権力!ww まず、話としては、 前半が読みにくい。主人公が一人ではなく何人かいるので、視点が多く、その視点変更が最初読みにくい。それと、設定の説明っぽい文章が多いし。 ただ、そのあたりを越えると、一気にすらすら読めるようになる。 野蛮人ジョンと文明社会のギャップ、例えばジョンが朗読する『ロミオとジュリエット』に爆笑するエリート、ヘルムホルツとか、は面白い。特に盛り上がるのは、ジョンぶち切れシーンとジョンと総統の激論。 しかし、そこまでは普通に予想通りの展開。 でも、オチではイヤな気分になる。 設定としては、ツッコミどころがある、やっぱり。 何というか、完璧な世界のわりにヒューマンエラーが多すぎる。 だから、今現在の人間が読むと、ここで描かれる世界ですら牧歌的に見えてしまう。 で、やっぱりこの話の読みどころは、ジョンと総統の激論シーン。 この総統のシニカルな態

    ハックスリー『すばらしい新世界』 - logical cypher scape2
    lotus3000
    lotus3000 2012/10/26
    現代資本主義の幸福と絶望はこの小説に書かれている。
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