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超越に関するlotus3000のブックマーク (3)

  • ハックスリー『すばらしい新世界』 - logical cypher scape2

    ザ・環境管理型権力!wもしくは生権力!ww まず、話としては、 前半が読みにくい。主人公が一人ではなく何人かいるので、視点が多く、その視点変更が最初読みにくい。それと、設定の説明っぽい文章が多いし。 ただ、そのあたりを越えると、一気にすらすら読めるようになる。 野蛮人ジョンと文明社会のギャップ、例えばジョンが朗読する『ロミオとジュリエット』に爆笑するエリート、ヘルムホルツとか、は面白い。特に盛り上がるのは、ジョンぶち切れシーンとジョンと総統の激論。 しかし、そこまでは普通に予想通りの展開。 でも、オチではイヤな気分になる。 設定としては、ツッコミどころがある、やっぱり。 何というか、完璧な世界のわりにヒューマンエラーが多すぎる。 だから、今現在の人間が読むと、ここで描かれる世界ですら牧歌的に見えてしまう。 で、やっぱりこの話の読みどころは、ジョンと総統の激論シーン。 この総統のシニカルな態

    ハックスリー『すばらしい新世界』 - logical cypher scape2
    lotus3000
    lotus3000 2012/10/26
    現代資本主義の幸福と絶望はこの小説に書かれている。
  • 南京事件否定論者が歴史学者による入門書・研究を読まなくていいと考える論理を忖度する - 日本近現代史と戦争を研究する

    Apemanさんのところの最近の経緯、南京事件を否定してしまうのは入門知識すら身につけてない証 - 模型とキャラ弁の日記や過去に見聞した議論に基づくが、多分に推測を加味し、整合したものも含まれる。否定論者のなかでは、明確に意識されておらず、複数の論理が未分化になっているものも多いと思われるが、細かく区分してみた。 1.歴史学不能論 歴史学では結論が出ていないので、読まなくていい。 2.サヨク論 歴史学者はサヨクなので、読まなくていい。 3.インチキ論 歴史学者による通説は、インチキだとどこかで聞いたことがあるから、読まなくていい。 4.偏向論 入門書や研究書は偏向しているから、読まなくていい。 5.不良歴史学者論 まともな歴史学者は、南京事件なんて研究しないので、読まなくていい。 6.愛国論 愛国のためには、読まなくていい。 7.予防論 読むと説得されてしまいそうなので、読まない。 8.ガ

    南京事件否定論者が歴史学者による入門書・研究を読まなくていいと考える論理を忖度する - 日本近現代史と戦争を研究する
  • 現代中国知識人批判(その1) - 松下昇への接近

    劉暁波「現代中国知識人批判」*1の紹介。 「文化大革命」が終わった後、中国の知識人は誰もが「文革」に対して否定的な態度を取っている。 しかし、文革をもたらしたものは専制政治であり、その背後には「数千年の人治の伝統」がある。 こうした否定は、長期にわたる中国の専制主義社会における皇帝や貪官汚吏に対する批判と同様に、「名君」によって「暗君」を否定し、「清官」によって「貪官」を否定し、「君子」によって「小人」を否定するものであり、要するに専制主義の「精華」によって専制主義の「カス*2」を否定しているのである。 (p8 「現代中国知識人批判」) 要するに批判があったとしてもそれは「専制主義」という枠組みの中のものであり、そうではなく「専制主義」という枠組みそれ自体を批判しなければならない、と劉暁波は説く。 さらに重要なのは、中国の知識人の否定は自分に向けられることがめったになく、もっぱら他人に向け

    現代中国知識人批判(その1) - 松下昇への接近
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