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ブックマーク / osaka.yomiuri.co.jp (6)

  • 仁徳陵、549万人で築造…元ゼネコン技術者が新説 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    仁徳陵古墳(5世紀中頃、堺市堺区)に延べ約549万人――。元準大手ゼネコンの土木技術者、高津和夫さん(81)(東京都練馬区)が、国内最大の前方後円墳築造に動員された労働力などを推計してまとめた論文が、専門誌「古代学研究」に掲載され、注目を集めている。ダム現場などで長年、人力による施工に携わった経験を基にした研究で、考古学研究者らは「巨大古墳がどのように造られたかを知るうえで、興味深い」と評価している。 論文では、宮内庁の地図を基に、仁徳陵古墳の規模を墳丘長475メートル、後円部の高さ33メートルと測定。三重の環濠(かんごう)があり、濠の掘削などで得た墳丘の盛り土量を約140万3000立方メートル、墳丘を覆う葺(ふき)石を約9万平方メートル、埴輪(はにわ)設置数を約1万9200と計算した。 そのうえで、工程ごとに必要な労力を試算。濠の掘削は2〜3人で1日当たり1立方メートル、盛り土の運搬

    lotus3000
    lotus3000 2010/09/06
  • 告白、驚き…反響162件 : 性暴力を問う〜被害者たちの叫び : 特集 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    2月12日付朝刊から8回にわたり掲載した連載「性暴力を問う 被害者たちの叫び」には、手紙やメールなど162件の反響が寄せられた。その3割は、被害を経験した人たちから。「数十年間、誰にも話せなかったことを初めて書きます」。長い沈黙を破っての告白もあった。性被害の深刻な影響に対する驚きの声、「加害者が許せない」という男性からの意見も目立った。一部を紹介する。 人生を奪われた 〈2度命をあきらめようとしましたが、そのたびに助けられ、仕方なく生きている状態です〉。10年以上前に強姦(ごうかん)の被害に遭ったという女性は、生と死のはざまで揺れる心情を、手紙につづった。 〈私を助けた人に言いたい。『フォローも何もできないくせに』。でも放っておかないで。話を聞いて。これも音。当は、あんなやつのために死にたくない。被害者の心は生きている間中、ずっと叫び続けていると思います> 50歳代の女性は、高校時代

  • 心霊主義は自己宗教…吉村・名大教授が「心霊の文化史」刊行 : ニュース・研究 : 大学新時代 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    死者との交信、透視、自動筆記、空中浮遊といった心霊現象を探求する「心霊主義」の歴史を描いた『心霊の文化史』(河出書房新社)が刊行された。19世紀イギリスを席巻したこの精神運動について、著者の吉村正和・名古屋大教授(ヨーロッパ文化史)は「荒唐無稽(むけい)で周縁的な文化現象と見なされがちだが、合理主義と表裏をなすものとして、『近代』を明らかにするのに役立つ」と話す。 同書では、心霊主義が伝統宗教の衰退に伴う「代用宗教」として機能したことや、社会主義的な社会改革、田園都市建設といった運動とも結びついていたことを指摘。分析心理学を打ち立てたユングも、出発点には心霊主義があったことを紹介している。 吉村教授は「心霊主義は人間理性を無限に信頼し、自分で自分を救済・完成させていく『自己宗教』の一つ」と述べる。現在、心霊現象を真剣に受け止める人は少ないが、スピリチュアルブームなど自己宗教の流れは根強い。

  • 暗中飼育50年、ショウジョウバエ進化…京大 : ニュース・研究 : 大学新時代 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    50年以上、暗室で飼育したショウジョウバエ(左)。普通に飼育したショウジョウバエ(右)に比べて全身に生えている感覚毛が約1割長くなっており、頭部では左右の毛が交差している。フェロモンや嗅覚も変化し、生殖行動に違いが見られる ショウジョウバエを50年以上、約1400世代にわたって真っ暗な中で飼い続けると、姿や生殖行動などに変化が起きることが、京都大の研究でわかった。生物の進化の謎を実験によって解き明かす初の成果として注目を集めそうだ。横浜市で開かれる日分子生物学会で9日発表する。 1954年、理学部動物学教室の森主一(しゅいち)教授(2007年2月死去)が、暗室でハエの飼育を開始。以来、教員や学生らが、遺伝学の実験用に代々育ててきた。 暗室のハエは、においを感じる全身の感覚毛が約10%伸びて、嗅覚(きゅうかく)が発達。互いをフェロモンの違いで察知して繁殖し、通常のハエとは一緒に飼ってもほと

    lotus3000
    lotus3000 2009/12/09
    なんというか、あまり短期的にこだわりすぎると、かつての山極勝三郎教授やこんな研究をもとりこぼしかねない。
  • 筆談OK耳マーク広がれ 聴覚障害の加茂さん奔走 店頭や窓口などに設置=山口 : 社会 : ニュース : 聞こえなくても : 暮らし 社会 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「聞こえなくなるまでに、耳マークを広めることが私の使命」。耳が不自由な山口市の加茂由喜枝さん(52)は、店頭や窓口などで聴覚障害者からの筆談を受け付けることを示す「耳マーク」を広めようと県内を奔走している。 耳マークは、1975年に名古屋市が制定した「耳のシンボルマーク」が元になっており、全日難聴者・中途失聴者団体連合会(東京)が2003年に文化庁に著作権を登録し、全国的な普及に取り組んでいる。聴覚障害者の間では、会話の際に声が大きくなることで相手に誤解を与えたり、自分の発音にコンプレックスがあったりして、筆談を望む人も多いという。 加茂さんは、宇部市出身。生後間もなく聴覚が悪化した。小中学校は普通校に通ったが、クラスメートらに「聞こえるふりをするなんて、うそつき」と言われるなど、いじめにも遭ったという。就職した後も同僚に誤解を受けることが多く、十数回も職を変わった。 今年4月、県中途失

  • iPS(下)研究体制の差、戦略無く周回遅れに : 科学 ピックアップ : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    世界に先駆けて新型万能細胞(iPS細胞)を作製した京都大の山中伸弥教授は研究、講演、政府との折衝と、日々めまぐるしい忙しさだが、欠かさないことがある。毎月の渡米だ。 行き先は米カリフォルニア大サンフランシスコ校内にあるグラッドストーン研究所。狙いは「研究の最新情報を仕入れること」。国内にいるだけでは激烈な研究競争に勝てないという危機感が後押しする。 同研究所の研究スタッフは350人。最新の実験機器に加え、博士号を持つ技術員や知的財産権の専門家らをそろえた手厚い陣容が、世界各地から集まる研究者を支える。 年間予算は60億円。連邦政府や州が拠出するほか、研究所の持つ基金や一般からの寄付で成り立っている。 これに対し、山中教授が率いる研究室の昨年度の研究費は、文部科学省や科学技術振興機構などからの助成金をかき集めても約16億円。この中には他大学との共同研究費も含まれる。 山中教授がトップを務め、

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