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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/gekkan-io (22)

  • 光州民衆抗争から35年 - 日刊イオ

    5月18日は韓国で光州民衆抗争が起こって35年になる日であった。「4.3」も「4.19」も「4.24」も、すべてそうだが、5.18も5月18日のその日だけで始まって終わったわけではない。軍隊に鎮圧される27日まで市民たちの戦いは続いた。 光州民衆抗争を説明しようとすると、1945年の朝鮮の解放からアメリカによる南半部に対する軍政、朝鮮半島の分断、韓国の成立から話を始めなければならないが、少なくとも朴正煕による維新独裁から見なければならず、光州民衆抗争が浮き彫りにした問題、市民たちが命を賭して求めたものは、今にも続いていることである。 光州民衆抗争はものすごい出来事で、朝鮮人はもちろん、日人もそれによって人生が大きく変わったという人は多いのではないだろうか。 1979年、私は大学3回生で、入学した時から朴正煕の絶対的な権力、維新独裁体制の強固さを見てきた。学生を中心に激しい民主化闘争が繰り

    光州民衆抗争から35年 - 日刊イオ
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    lotus3000 2015/05/21
  • 朝鮮人虐殺を書き残した日本の市民たち - 日刊イオ

    毎日通う職場の玄関には、むくげの花が綺麗に咲いています。むくげを見ると、毎年訪れる関東大震災の日を思い出します。3日前に完成したイオの9月号では、40年の長きに渡って関東大震災の朝鮮人虐殺問題に取り組んでいる歴史家の山田昭次さん(83、埼玉県在住)と、朝鮮人が警察に拳銃で撃ち殺された荒川河川敷の傍に仲間たちと碑を建て、90年前の出来事を伝え続けている「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会」の西崎雅夫さん(53、東京都在住)について書きました。 1923年9月1日、午前11時58分48秒に関東地方を突然襲ったマグニチュード7.9の激震は未曾有の災害をもたらしました。「大震災」の混乱の中、地震発生の9月1日の午後から「朝鮮人が放火した」「井戸に投薬を投げた」などの流言が飛び交い、関東一円で軍が、自警団を組織した一般民衆が、朝鮮人を捕え、虐殺しました。信じがたいことですが、当時

    朝鮮人虐殺を書き残した日本の市民たち - 日刊イオ
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    lotus3000 2013/08/31
    スクリプタマネント。
  • 「はだしのゲン」と朝鮮人 - 日刊イオ

    漫画「はだしのゲン」を、島根県松江市の全小中学校が、児童生徒らに自由に見られないようにする閉架措置としていたことが2週間ほど前から問題となっています。 「はだしのゲン」は、去年12月に亡くなった被爆者で漫画家の中沢啓治さんが、自らの被爆体験をもとに描いた作品です。1973年に週刊少年ジャンプで連載が開始されました。わたしも中学時代にリアルタイムで読んでいました。原爆により皮膚がドロドロになってさまよう人々やウジがわいてあちこちに放置された死体など、その表現が非常に衝撃的でした。 読んだ方はわかると思いますが、「はだしのゲン」は単に原爆の悲劇を描いた漫画ではありません。日の加害性を明確にしています。 今回の騒動については広く報道されているので詳しく内容は繰り返しませんが、発端は昨年8月に一部の市民が「ありもしない日軍の蛮行が描かれており、子どもたちに間違った歴史認識を植え付ける」として学

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  • ある差別主義者の都知事辞任劇によせて - 日刊イオ

    先日、石原慎太郎氏が東京都知事の職を辞した。 「石原新党」を結成し国政に復帰、「第3極」の結集を目指すのだという。 辞意表明会見は唐突で、あまりにもあっけのないものだった。 私は東京都民ではないが、都知事として最悪の人物が退場したことを素直に喜ぶべきなのだろうか。選挙不出馬という前言を撤回して「後出しじゃんけん」のように立候補し、知事に再選された思えば、今度は任期途中で「ほかにやりたいことができたから、ぼくやーめた」と無責任に投げ出す。この間の執政を真摯に総括する気もないようだ。彼にとって、しょせん都政などどうでもいいことだったのだろう。 それにしても不思議なのは、どうして彼のわがままかつご都合主義的なふるまいが通用してきたのか、ということだ。 マスメディアは、政治家としてあるまじき(もちろん人間としても許されない)暴言を性懲りもなく吐く彼に対してはずいぶん甘いのではないか。約13年半にわ

    ある差別主義者の都知事辞任劇によせて - 日刊イオ
  • 太陽の党と太陽の塔 - 日刊イオ

    石原慎太郎前東京都知事の新党の党名が「太陽の党」になったということで、昨日はネット上で「太陽の党」と「太陽の塔」を関連付けた書き込みがいくつかあった。 太陽の塔といえば岡太郎、太陽の塔といえば大阪万博。大阪万博が行われた千里丘陵に今も太陽の塔は立っていて、毎年1度か2度は横の高速を通るのでその姿を見る。夜、ライトアップされて浮かび上がる姿は、ちょっと不気味だ。 この歳になるまで、いろんなイベントが日国内で行われたが、小学生のときに開催された大阪万博は、自分自身の中で他を圧倒する壮大なイベントで記憶も強烈だ。右肩上がりの真っ最中だった日自体が勢いがあり、大阪万博はその象徴だった。文句なしに一番盛り上がったイベントだった。 何度か会場に行ったが、何かを見るためやべるために並ぶという経験を初めてしたのも大阪万博だった。一般の日人もそうだったのではないか。日社会に「並ぶ」ということを定

    太陽の党と太陽の塔 - 日刊イオ
  • 外国人は煮て食おうと焼いて食おうと? - 日刊イオ

    7月9日に新しい在留管理制度がスタートして約4ヵ月が過ぎた。大きな問題となっているのは、正規の在留資格をもたない非正規滞在者といわれる外国人の生活や人権が蹂躙されることだ。 日には特別永住者・中長期在留者のように正規の在留資格をもっている外国人だけが暮らしているのではない。非正規滞在者が数多く住んでいる。超過滞在者(オーバーステイ状態の人たち)や仮放免者たちで、超過滞在者だけでその数は現在6万7000人にのぼると見られている。 以前はすべての外国人に外国人登録証明書が交付されていたが、非正規滞在者には外登証の代わりとなる在留カードも外国人住民票も与えられない。「身分を証明するものがない」ということから、それでも以前は受けることができていた様々な行政・民間のサービスからはじき出されるのではないかとの懸念が、新制度施行前から出ていた。 とある専門家は、「非正規滞在者は公的な身分証明のない『法

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    lotus3000 2012/11/14
  • 軍艦島を日本の国家犯罪を伝える世界遺産に - 日刊イオ

    最近、小学生が書いた作文を大量に読む機会に恵まれた。みんなが学校や家庭での出来事をいきいきと書いていて楽しい。しかし、サッカー大会や修学旅行、運動会のことなど、書く内容が重なる場合が多くて、もっといろんなテーマに目を向けたらいいのになと思ったりする。 このブログ「日刊イオ」の内容も、最近、編集会議のこと、特集で取り上げた結婚問題のことが続いて、ちょっとうんざりしているので、今日は他のことを書こうと思う。 2年前、イオの取材で長崎の軍艦島(正式名称は端島)へ行ってきた。そのときのことは、月刊イオはもちろん、このブログでも報告した。2010年6月10日ブログ「軍艦島」 http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/a9edce75b3f9c721f011896c07921d96 軍艦島は炭鉱の島で、朝鮮が日の植民地だったときに、多くの朝鮮人が強制的に連れてこられ過酷な労

    軍艦島を日本の国家犯罪を伝える世界遺産に - 日刊イオ
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    lotus3000 2012/11/03
  • 高校無償化をあきらめない - 日刊イオ

    無償化制度が始まって2年4ヵ月が経った今も、外国人学校の中で朝鮮高校だけが排除される、という異常な事態が続くなか、昨日7月18日、東京・永田町で「朝鮮学校への高校無償化の即時適用を求める院内集会」が行われた。 日社会で、「朝高排除」は、どう捉えられているのだろうか。現段階で、差別が続けられているということは、これが「差別」だと認識する人が少ないからだろう。もっとも、政府が率先して差別していることで、「朝鮮学校は差別してもいいものだ」というお墨付きがつき、状況はますます悪くなっている。だからこそ、地方では朝鮮学校への補助金支給をめぐって、「子どもの学ぶ権利」を無視したさまざまな圧力がかけられているのだ。 そもそも、高校無償化法には、各種学校認可を受けた外国人学校を対象とすべき、とある。それが執行段階で止められている。「高校無償化の朝鮮学校の現段階」と題して話した田中宏・一橋大学名誉教授は、

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    lotus3000 2012/07/21
  • 金正日総書記逝去、そして社会的憎悪の対象としての「北朝鮮」 - 日刊イオ

    今年も残すところあと9日。 現在、イオ編集部では来年2月号の編集作業の真っ最中です。2月号は年末年始の休みを間に挟むので毎回忙しくなります。 そんな中、4日前の19日に金正日総書記の逝去という突然の訃報が飛び込んできました。正午に「特別放送」を行うという予告、そして総書記の逝去を伝える女性アナウンサーの涙交じりの声。その瞬間、誌編集部がある朝鮮新報編集局フロアは騒然となり、その後、水を打ったように静かに、沈うつな空気が流れました。 総書記死去後の朝鮮はどうなるのか。28日の永訣式と29日の追悼集会で今後の道筋がある程度示されるでしょう。これについては、また別の機会に書きたいと思います。 そして(悪い意味で)予想通りというべきか、日では金総書記逝去を機に、社会的憎悪の対象としての「北朝鮮」がまたぞろ立ち上げられようとしています。マスメディアには事実の無視や憶測に基づいた報道が流れ、政治

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  • 「在特会」に「殺す」と言われた - 日刊イオ

    先週末、母校である朝鮮大学校(東京都小平市)の創立55周年記念行事が行われた。日曜日には記念フェスタが開催され、卒業生を中心に多くの同胞、日人が同校を訪れた。 私は両日とも別の仕事が入っていて、参加することができなかったが、時おり雨の降る天気にもかかわらず大変な盛り上がりだったと、参加した知人は話していた。 一方で、大学の校門前では、「在特会」(「在日特権を許さない市民の会」)が「抗議行動」なるものを繰り広げていた。この最悪のレイシスト集団はいつもながらの騒動を性懲りもなく繰り広げた挙句、同会の桜井誠会長は「われわれは朝鮮人を殺しにきた!」とまで発言したという。 「在特会」が来るということは、彼ら自身が大々的に宣伝していたのであらかじめ知っていたが、「殺しにきた」発言を含めた当日の狼藉ぶりの詳細は同日夜、ツイッターなどのSNSで知ることになった。 私は正直怖くなった。自分の属する民族集団

    「在特会」に「殺す」と言われた - 日刊イオ
  • 韓国労働者の母・李小仙さんの死 - 日刊イオ

    昨日の日刊イオでも書かれていましたが、この月曜日にイオ編集部の(愛)さんの結婚式がありました。無事に、盛大に、結婚式が終わりホッとしています。 結婚式があったために参加できなかったのですが、同じ日に東京では、脱原発の集会とデモが行われ6万人(主催者発表)が集まったようです。その前のデモで少なくない逮捕者が出ていたということで、注目されていました。社会的な問題のために日で6万人が集まるというのは近年ないことで、脱原発の社会的な盛り上がりはさらに大きくなっているようです。 しかし、この集会・デモの報道の仕方は、各社様々なようで、小さいあつかいしかしていない社もありました。原発に関しては各社の主張はいろいろで、脱原発の動きに待ったをかける論陣を張るマスコミもあります。この期に及んで、原発を存続させたいというマスコミがいることに驚かされます。 少し前の話になりますが、9月3日、韓国で1400万労

    韓国労働者の母・李小仙さんの死 - 日刊イオ
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    lotus3000 2011/09/21
  • 6.11反原発デモを見て - 日刊イオ

    福島第1原発事故から3ヵ月以上が経ったが、まったく収束する気配はなく、ますます放射性物質が拡散、被害が拡大している。 事故以前は、原発や放射能について、あいまいにしか知らなかったが、この間、月刊イオでの専門家へのインタビューなどを通して、知識をそれなりに積み上げるようになった。また、日における原発の歴史、原発の経済的側面、原発に見られる大都市による地方都市の搾取、原発労働者の実態などについても理解を深められた。原発事故を契機に、原発について関心を持つようになった、より知るようになったという人は多いことだろう。 6月11日は、原発事故からちょうど3ヵ月ということで、日の各地で反原発の集会やデモが行われた。もっとも規模が大きかったのは新宿で行われた「6.11新宿・原発やめろデモ」だったが、私も現地に出かけてみた。集会とデモの様子を見ての感想を、今日も思いつくままにだらだらと書きたいと思う。

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    lotus3000 2011/07/28
  • 松本龍復興担当相の辞任と朝鮮人強制連行犠牲者の碑 - 日刊イオ

    昨日と今日、話題を独占したのは、松龍復興担当相の被災地での発言と辞任のニュースでした。 何が嫌いかといって、私はエラソーにしている人間が何よりも嫌いなので、今回の松さんの発言と態度はすごく不快でした。また、政治家としての資質という点でも問題があると思いました。 しかし、アジア諸国への侵略や植民地支配などの日の過去の国家犯罪を肯定したり、強制連行・強制労働や「日軍慰安婦」の存在を否定したり、排外的・差別的な言動を繰り返す政治家に比べたら、可愛いものだと思います。次元が違うというか。 昨年初から続く、「高校無償化」から朝鮮学校だけを排除している問題も、各自治体が朝鮮学校への補助金を凍結したり縮小させている問題も、朝鮮学校の教育内容に介入しようという問題も、すべて政治家が行っていることです。 それらの政治家は、この日社会でほとんど糾弾されることはないし、辞任に追い込まれることなく政治

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    lotus3000 2011/07/26
  • 何を伝えるか、いかに伝えるか - 日刊イオ

    突然ですが、以下に、2005年に海外のある新聞に掲載された記事を紹介します。記事のタイトルは「謎の殺人化学物質」です。少々長いですがお付き合いください。 この物質はさまざまなガン細胞の中に見出されている。だが、この物質の存在と、この物質の隠れ家となっているガンとの間に何か因果関係があるという証拠は得られていない。少なくとも、これまでのところは。しかし、いくつか驚くべき数字はある。DHMOは致死的な子宮頸ガンの95パーセント以上に見出され、末期ガンの患者から集められたガン細胞の85パーセント以上に見出されているのだ。それにもかかわらず、この物質は今も工業用の冷却材として用いられ、引火を遅らせたり、引火を抑えたりするために利用され、さらには生物兵器や化学兵器の製造や、原子力発電所でも使われている。そしてあろうことか、持久力を有するスポーツにおいて、エリートスポーツマンがこの物質を摂取しているの

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  • 菅総理が続投するわけだが… - 日刊イオ

    注目の民主党・党首選挙が終わりました。結果は、菅さんが再任されたわけですが、菅さんと小沢さん、どちらが総理としていいかは別として、菅さんが総理を続投するということは、これまでとあまり変わらないということになります。 菅さんは総理になって、朝鮮民主主義人民共和国に対する「制裁措置」を撤回しませんでした。高校無償化からの朝鮮高校排除の現実もすぐに変えようとしませんでした。「韓国併合」100年に際しての談話は、韓国だけに向けたもので、朝鮮民主主義人民共和国にはひと言も謝罪がありませんでした。 南北の接触が始まるなど、朝鮮半島情勢がすこし動こうとしているなか、日の対朝鮮政策は、菅総理の下、ほとんど変わることなくこう着状態が続くとみられます。 小沢さんがなったらと、期待したわけではありませんが、菅総理に何か期待することは難しいと思います。 せめて、高校無償化への朝鮮高校の適用を、速やかに決めてもら

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    lotus3000 2010/09/17
  • 猛暑を振り返りながら考える来年のイオ - 日刊イオ

    今日9月9日は、朝鮮民主主義人民共和国が誕生した日(1948年9月9日)。建国記念日です。だから、お休みです。ディズニーランドなど、人気の行楽地では、総聯関係者がデートや家族サービスを楽しんでいることでしょう。 私はそういうことにわき目もふらず、ブログを更新したいと思います。 昨日の雨で、ようやく暑さが和らぎましたが、今年の夏は当に暑かった。観測史上最も暑かったらしく、連日猛暑がニュースになっていました。 高校授業料無償化の対象から朝鮮学校だけを外し、その適用を今になっても決めずにいることに、猛暑が重なって、いっそうイライラがつのる夏でした。この夏、猛暑のなかを、日各地の多くの同胞や日人が適用を求めて文科省を訪れ、集会を持ち、街頭宣伝、署名集めに奔走しました。 民主党政権がスタートして約1年。朝鮮に対する「制裁」をやめるわけでもなし、最初は朝鮮学校も含めるとしていた無償化を政治的な思

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    lotus3000 2010/09/11
  • 教育と国家 - 日刊イオ

    朝鮮高校の無償化排除問題の結論が近々発表されると報じられるなか、某新聞が朝鮮高校と朝鮮民主主義人民共和国との関係を問題視するキャンペーンを張っている。中井国家公安委員長が拉致問題を口実にして朝高への無償化適用を反対した経緯、近年ヒートアップする「北朝鮮悪魔化キャンペーン」で、一見この主張は世論受けしそうだが、読者の方々には冷静になって「国家と教育」というテーマを考えてほしい。 2006年にイオ編集部で「日の中の外国人学校」(明石書店)というを作ったとき、日にある外国人学校が国の認可(国にある学校と同等と位置づけられているか)を持っているのかどうかを調べたことがある。今回文科省は無償化対象とする外国人学校にいくつかの条件を付しており、「国認可」もそのひとつだが、それを調べる過程でわかったことは、国認可を受けた学校は日に多くある一方、海外にある同胞の学校を評価する制度を持たない

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    lotus3000 2010/08/28
  • 今回は少々お堅い話を - 日刊イオ

    一昨日の夕方4時、デスク上の電話が鳴った。以前、日外国特派員協会(東京・有楽町)での記者会見の際に名刺交換したシリア人記者からだった。「菅直人首相が10日、『韓国併合』100年に際した談話を発表したが、この談話に対する在日コリアンの声を取材している、短い時間でいいのでテレビカメラの前でしゃべってくれないか」とのこと。「中東でのオンエアに間に合わせたいので、今日中にお願いしたい」と彼。「えっ、今日?!」と私。(まあ、取材の申し込み方については、私も他人のことをとやかく言えないが) シリア人記者の彼は来日20余年。中東の放送局の特派員として活動し、数年前に中東向けのニュース配信会社を設立した。私の発言はイランなどで電波に乗るという。初めは断ろうと思っていたが、こんな機会はめったにないのでOKした。 特派員協会内の一室。テレビカメラとマイクを向けられたのはもしかしたら人生で初めてかもしれない。

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    lotus3000 2010/08/13
  • 犬が食べたい! - 日刊イオ

    今年の夏は暑い。こう暑いと、べたくなるものがある。 それは、犬だ。 朝鮮では、三伏の時に犬料理べる習慣がある。三伏とは、陰陽五行説に基づく選日の一つで、初伏・中伏・末伏の総称。年によって日にちが違い、今年は。初伏が7月19日、中伏が7月29日、末伏が8月8日になっている。 暦の上では暑さの峠は越したということだが、現実には毎日が暑くてバテバテだ。 夏バテを乗り切るのにはやはり犬料理。私も昨年夏、朝鮮民主主義人民共和国に行ったときには中伏の日にべた。まあ、夏でなくても朝鮮に行けば必ず1回は犬料理べる。 朝鮮では犬の肉を「タンコギ」と呼ぶ。朝鮮でタンコギをべるときは、だいたい、フルコースだ。有名なのは平壌の統一通りにある専門店。 フルコースだと、カルビ、内臓などが様々な料理で出てくる。ちょっとここでは書けない部位の肉をべたこともある。でも、私はシンプルなヤンニョムをつけてべる

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    lotus3000 2010/08/12
  • 朱鞠内湖―その1― - 日刊イオ

    今日の内容は、7月15日のブログ「笹の墓標」の続きです。 朱鞠内湖の横にある「笹の墓標展示館」を見学したあと、歩いて朱鞠内湖へ行った。普通は歩いて20分ほどだが、道を間違えて50分ほどかかってしまった。記録的な炎天下のなか死にそうになってしまった。 湖に行く途中、道の傍らに「願いの像」(写真)というブロンズ像が建っている。 強制労働の実態を調査し犠牲者の遺骨を発掘して遺族に返還する活動を進めいてきた空知民衆史講座の人々が中心になって建てたものだ。1991年に建立された。像の碑文の一部を紹介する。 「戦争の嵐の中で、山間の地にいのちを失った多くの「タコ」と呼ばれた労働者の慟哭と、他国へ強制連行された人々のいかりと悲しみにふれた私たちは、この運動をとおして、二度と再びこのような犠牲を強いることがあってはならないことを学びました。/ここに、犠牲となった人々、遺族、そしていのちの尊さにめざめたすべ

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    lotus3000 2010/07/24