みどりごを殺す「正義」はありや? パレスチナ占領に反対します--住民を犠牲にして強盗の安全を守る道理がどこにあろう 秦暉:ポピュリズムもエリート主義もいらない(2005) 近年国内のいくつかの論文がポピュリズム〔もしくは人民主義〕反対問題を取り上げている。「グローバル化」する市場経済改革の中で、ポピュリズムも「グローバル」な話題になっており、「社会移行とポピュリズム」の問題が注目を集めている。一つの代表的な意見は、ポピュリズムは一種の「革命」を主張する急進思潮であり、社会の害虫だから、大いに取り除いて権威主義をもってこれに代えるべきだとか、ポピュリズムは破滅的な「大民主」をもたらすから、名君と順民の組み合わせの「伝統的」制度の方がましだと主張する。もう一つのより穏健な意見は、ポピュリズムが「人民」を重視するのは一定の合理性があるが、「人民崇拝主義」の極端に走っているから、エリート主義によっ