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ブックマーク / wezz-y.com (2)

  • 月間15億PVを誇るケータイ小説サイトを「廃れた」と言えるのか - wezzy|ウェジー

    「ケータイ小説ってまだあったの?」→あります。 ささやかな興味から、ケータイ小説を読み続けてかれこれ15年になる。 と、こう書くと我ながら「人生の半分か」と軽い驚きを禁じ得ないが、これを口に出して言った場合、目の前の相手はもっと驚く。そして十中八九こう言われる。 「えっ、ケータイ小説ってまだあったんですか!?」 そう、まだあるのだ。ケータイ小説執筆の場となる「魔法のiらんど」だって「野いちご」だってバリバリ稼働していて、毎月何かしらの作品が書籍化され世に出ている。たしかに、『Deep Love』(2002)や『恋空』(2006)のような大ヒットは見なくなったけれど、「ケータイ小説」という枠組みがつくりあげた小さな王国は、決して滅びてなどいない。 そんな話をwezzyの編集者K氏にしたら、「その話、wezzyでしてくださいよ」と頼まれたのでこれを書いている。というわけで、声を大にして言おう

    月間15億PVを誇るケータイ小説サイトを「廃れた」と言えるのか - wezzy|ウェジー
  • 「脅かされる性」が描ける世界にしか存在しない救済がある - wezzy|ウェジー

    前回は、昔のケータイ小説と今のケータイ小説を見比べて、変化した部分と変化していない部分、両方について考えてみた。その結果、全体のテイストは「切ない」から「激甘」へと変化を遂げたものの、かつてのケータイ小説ヒット作によく見られた展開――小説家・評論家の田透が「七つの大罪」と呼んだようなセンセーショナルな要素は、現在のケータイ小説にも頻出であることがわかった(※1)。 ・ケータイ小説「七つの大罪」はどこへ消えたのか しかしどうしてだろう? 夢物語を志向するのであれば、不穏な要素はすべて排除してしまってもいいではないか。実際、コバルト文庫などの少女小説レーベル(全年齢向け)の作品には、レイプだ売春だといった展開はまず出てこない。しかし、ケータイ小説からそれは失われる気配がないのだ。もちろん、全ての作品に出てくるわけではないのだが、ただ少なくとも、ジャンル全体が「それは『あるある』だ」という雰囲

    「脅かされる性」が描ける世界にしか存在しない救済がある - wezzy|ウェジー
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