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bookとアジアに関するlotus3000のブックマーク (2)

  • 書評・最新書評 : 帝国のはざまで―朝鮮近代とナショナリズム [著]アンドレ・シュミット | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■日清戦後に芽生えていた「近代国家」 韓国北朝鮮は、ナショナリズムの強い国だという印象がある。そしてそれが「反日」的であるのは、日の植民地化への民族的な抵抗の中で形成されたためだと理解されているように思う。 しかし書はこうした近代朝鮮のナショナリズム形成についての理解を、それが生み出された時点に立ち返って、修正するものである。近代朝鮮の民族主義を生み出す決定的なきっかけになったのは、日の植民地化が始まる以前に、資主義世界体制への編入を迫る西欧の衝撃であったというのが、ここでの説明である。 そのナショナリズムを作り出した媒体は、日清戦争後の1895年から、次々とソウルの知識人によって創刊された新聞だった。それらの新聞に見られた「文明国」に追いつこうとする知識人の民族主義の論理が、第2次世界大戦後の韓国北朝鮮のナショナリズムの原型になったというのである。 著者はカナダのトロント大学

    書評・最新書評 : 帝国のはざまで―朝鮮近代とナショナリズム [著]アンドレ・シュミット | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 【レビュー・書評】大川周明―イスラームと天皇のはざまで [著]臼杵陽 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    大川周明―イスラームと天皇のはざまで [著]臼杵陽[掲載]2010年10月10日[評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)■政教一致に大乗アジアの未来仮託 かつて竹内好は、講演の中で次のように述べたことがある。「イスラムによる世界征服というビジョンが大川にはあるような気がします」 近代日を代表するアジア主義者として活躍した大川周明。彼はイスラームが政治と宗教の一体化を実現し、文化圏を超えて世界に拡張する姿に「世界統一」の夢と方法を見たのではないか――。それが竹内の指摘だ。 書は大川周明のイスラーム観の変遷を綿密に辿(たど)りながら、彼の思想構造を明らかにする。 若き日の大川は、イスラームの中でも内面的・精神的・霊的な側面を重視するスーフィズムに強い関心を示し、「神秘的マホメット教」と呼んだ。しかし、その姿勢は、現実政治へのコミットという「転回」によって変化してい

    lotus3000
    lotus3000 2010/10/13
    政治と宗教の止揚をめざし、一つのモデルとしてのイスラームを見た大川周明。
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