国策企業扱いのさくらインターネット、501億円の補助金で国を財布にした後は200億円の株券印刷で株主を財布に
最近、LINEヘルスケアというサービスが注目を集めています。「LINEを通じて気軽に専門のお医者さんと相談できる」というのが売りで、「今すぐ相談プラン」であれば30分2000円。経済産業省が開設する「健康相談窓口」の支援事業に採択され、現在は期間限定で無償で利用できます。 「どんなサービスなんだろう?質はどうなのかな?」と皮膚科医である私が試しに利用してみました。すると、あまりにひどい実態が見えてきました。 ① 専門家で無い医師が専門家のふりをしている 「皮膚科」の質問に回答してくれる医師を探してみると、次のようなプロフィールの医師が大半を占めていました。 内科も小児科も産婦人科も整形外科も皮膚科も耳鼻科も診られるスーパードクターです! って、いやいやいや。実際にはこの医師、経歴を診てみると消化器内科でしか仕事をしたことがありませんでした。一般の患者さんなら騙せると思って診療科をたくさん並
西迫大祐『感染症と法の社会史 ―病がつくる社会』を読んだ。 コロナウィルスの影響によって社会がどう変化していくのか、法的視点からどういうことが考えられるのか、ということの起点にしたいと思って手にとった本だったが、病(への対応)が社会を形づくってきたという視点がおもしろかった。 この本では、都市人口の増加、住環境の過密化等を前提に、18世紀に大流行したペスト、19世紀のコレラについて、当時の国際都市、そして公衆衛生をリードしていくことになるフランスを中心に、法や国家によっていかに感染症が管理・予防されてきたかが書かれている。 さらに、産業が発達するにつれ、これらの動きが予防接種、結核、HIVなどに移っていったことも描かれている。日本については、江戸時代のコレラの流行についても言及されている。 特に興味深かったのは、 ・感染症を、医学・公衆衛生と道徳的感情の交点に生まれた感染症という「現象」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く