警視庁目白警察署の警察官が7月、都内の踏切で電車にひかれて死亡した女性の遺体の一部を署のゴミ集積場に放置し、廃棄物処理業者に回収されていたことがわかりました。遺体は一部が見つかっておらず、警視庁は女性の親族に謝罪するとともに再発防止に努めるとしています。 警視庁によりますと、女性の遺体は病院に運ばれましたが、目白警察署の交通課に所属する20代の男性巡査が、現場に残った小さな骨などを入れた袋を、本来は霊安室に保管する必要があったのに署のゴミ集積場に放置し、廃棄物処理業者に回収されていたということです。 別の警察官が女性の遺体の一部が無いことに気付き、袋を捜したところ廃棄物処理業者の収集車の中から見つかりましたが、袋が破れていて一部が見つからなかったということです。 巡査は警視庁の調査に対し「小さい骨などだったため不要であるという誤った認識で放置してしまった」などと話していて、目白警察署の幹部