政治団体の政治資金収支報告書をめぐって不明朗な支出が相次いで発覚している小渕優子経済産業相の関連政治団体に新たな疑惑が浮上しました。 この政治団体は、父親の故小渕恵三元首相の政治団体の一つだった「恵友会」。2012年5月10日に解散していますが、政治資金収支報告書によると、その主たる事務所は、東京都江東区の調味料メーカー内にありました。代表者・会計責任者はこのメーカーの前社長で、事務担当者は小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の事務担当者が兼任していました。 小渕元首相から引き継いだ政治団体とあって、前年の繰越金を食いつなぐというのが実態。2008年に500万円、09年に2000万円、10年に400万円を未来産業研究会に寄付するなど、徐々に資金移動を行い、解散にいたりました。 10年に「事務所費」として22万2670円を計上していますが、明細は、品代約5万2000円をドコモショップに、旅