ペルーの首都リマにある所属政党本部で、支持者らに手を振る左派の大統領選候補者ペドロ・カスティジョ氏(2021年6月8日撮影)。(c)Gian MASKO / AFP 【6月10日 AFP】ペルー大統領選の決選投票は9日、急進左派のペドロ・カスティジョ(Pedro Castillo)氏が勝利宣言を行った。ただし、選挙管理委員会の公式結果はまだ出ていない。 僅差で追う右派のケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏は同日の記者会見で、802か所の投票所で不正があったとして20万票を無効とするよう全国選挙裁判所(JNE)に申し立てたと明らかにしたほか、30万票の再集計を要求した。 開票率99%の段階での両者の得票率は、カスティジョ氏50.2%、フジモリ氏49.7%で大接戦が続いている。 カスティジョ氏は、党独自の集計で自身の「勝利」が確定したと発表。「中南米諸国など各国政府」から寄せられ