郵便不正を巡る証拠品のフロッピーディスク(FD)改ざんに関連する犯人隠避事件で、大阪地検特捜部の前副部長・佐賀元明容疑者(49)(逮捕)が取り調べの全過程について録音・録画を求めているとして、佐賀容疑者の弁護人に選任された秋田真志弁護士(大阪弁護士会所属)は4日、最高検に「取り調べ可視化」を申し入れる文書を送付した。
大阪地検特捜部主任検事による証拠品改ざんを隠ぺいした事件で、犯人隠避容疑で最高検に逮捕された前特捜部長、大坪弘道(57)と前副部長、佐賀元明(49)の両容疑者が2日、接見した弁護人に「全面的に争う」と無実を主張していることが分かった。佐賀前副部長は「検察側のストーリーに乗らず徹底抗戦する」と強調したという。 2人は逮捕前、毎日新聞の取材に対し、「前田検事から『フロッピーディスク(FD)をいじっていたら、誤って更新日時を書き換えてしまった』と報告を受けたが、故意ではないということだった。改ざん隠ぺいなんて絶対にしてない」と話していた。 一方、大阪地裁の渡部市郎裁判官は同日、大坪前部長と佐賀前副部長の拘置を認める決定をした。期限は11日までの10日間。
郵便不正事件で主任検事が証拠として押収したフロッピーディスク(FD)を改ざんした疑惑をめぐり、最高検の伊藤鉄男次長検事は21日午前、緊急の記者会見を開き、「20日に大阪高検から連絡を受けて、(朝日新聞に)報道されると知った。報道を素直に読めば、何らかの犯罪の疑いが濃く、捜査せざるを得ない」と述べた。最高検の検事を主任として数人のチームをつくり、証拠隠滅容疑で21日から捜査を始めたことを明らかにした。 配布したコメントでは「厚生労働省元局長が無罪となった事件につき、主任検事において、公的証明書のデータが保存されていたフロッピーディスクの更新日時を改ざんしたのではないかという疑惑が報道されたが、最高検察庁において事実関係を徹底的に捜査した上、厳正に対処いたします」としている。
郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の取材でわかった。取材を受けた地検側が事件の捜査現場を指揮した主任検事(43)から事情を聴いたところ、「誤って書き換えてしまった」と説明したという。しかし、検察関係者は取材に対し「主任検事が一部同僚に『捜査の見立てに合うようにデータを変えた』と話した」としている。検察当局は21日以降、本格調査に乗り出す。 朝日新聞が入手した特捜部の捜査報告書などによると、FDは昨年5月26日、厚生労働省元局長の村木厚子氏(54)=一審・無罪判決=の元部下の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=の自宅から押収された。FD内には、実体のない障害者団体が郵便割引制度の適用を受けるため、上村被告が2004年6月に発行したとされる偽の証明書や
マジ災難に遭った。殺人未遂とかいう仰々しい逮捕状が出て逮捕されたけど、ほぼ丸3週間の留置所暮らしの後、不起訴処分で無事に釈放された。ある意味非常に貴重な経験をした。経緯とか、色々思ったこととか、留置所生活のあれこれとかを以下に記す。 【事件の経緯について】 ■殺人未遂? ぼくはいつものように一人で車に乗っていたのだけど、交通トラブル(詳細は省略)から相手4人が信号待ちで停車中のぼくの車を取り囲んだと思ったらあっという間にフロントガラスが割られたので、これはヤバイと思って車を動かして逃げようとしたら相手の一人(=フロントガラスを割ったヤツ)が車のボンネットに乗っかって来て、このままじゃ逃げられないから止まったところ相手が車から下りたのだけど、車を動かして乗っかって来たときか、止めて下りたときかに、どこかを打撲したらしい。診断書では全治不詳とやらだし、その後警察が来るまで辺りをうろついて恫喝を
判決公判のため大阪地裁に入る村木厚子・元厚生労働省局長=10日午後1時38分、大阪市北区、飯塚晋一撮影 郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省の元雇用均等・児童家庭局長、村木厚子被告(54)の判決公判が10日午後、大阪地裁で始まった。横田信之裁判長は、村木元局長に対して無罪(求刑懲役1年6カ月)を言い渡した。 判決理由の読み上げは同日夕まで続く見通し。横田裁判長は村木元局長を逮捕・起訴した大阪地検特捜部の取り調べ手法などを厳しく批判するとみられ、地検は今後、控訴するかどうか上級庁と慎重に協議するとみられる。 村木元局長は2004年6月、自称障害者団体「凛(りん)の会」(東京、現・白山会)が郵便割引制度の適用を受けるための偽の証明書を発行するよう、担当係長だった上村(かみむら)勉被告(41)=同罪で起訴、公判中=に指示したとして、昨年
受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた衆院議員鈴木宗男被告(62)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は7日付で、被告側上告を棄却する決定をした。懲役2年、追徴金1100万円の実刑とした一、二審判決が確定する。 鈴木被告は確定後、収監される。公選法などの規定により、確定すれば失職し、懲役刑の執行後10年間は立候補できなくなる。鈴木被告は、政治資金規正法違反罪と議院証言法違反罪を含め、一貫して全面無罪を主張していた。 2004年の一審東京地裁判決は、すべての事件を有罪と認定した上で、「高度の廉潔性を求められる要職にありながら国民の信頼を裏切った」と非難。「反省は皆無で、虚偽の陳述をしてはばからない被告に刑を猶予するのは相当ではない」として、実刑を言い渡した。 二審東京高裁も08年、「行政に不当な影響を及ぼし、社会の信頼を害した」として、一審を支持していた。 鈴木被告を
【動画】心境を語る村木厚子・厚労省元局長自宅でインタビューに応じる村木厚子・厚労省元局長=埼玉県内、山本裕之撮影 郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で起訴され、無罪を主張している厚生労働省元局長の村木厚子被告(54)が10日の大阪地裁での判決公判を前に、朝日新聞の単独取材に応じた。164日間の逮捕・勾留(こうりゅう)中に検事とのやり取りを記したノートなどを手にしながら、「(公判では)やれることをすべてやった。真実は強いと思っています」と今の心境を語った。 元局長は昨年6月、自称障害者団体が同制度を利用するための偽の証明書を発行するよう部下に指示したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。元局長と弘中惇一郎・主任弁護人から判決前の記事化について承諾を得た上で、2日に埼玉県内の元局長の自宅で取材。元局長は容疑者自身が取り調べ状況などを記す「被疑者ノート」など
〒859-1215 長崎県雲仙市瑞穂町古部甲1572 TEL 0957-77-3600 FAX 0957-77-3966 メールはこちらから 村木厚子さんへ接見をご希望される方は事前に「村木 厚子さんを支援する会」事務局(E-mail:unzen@airinkai.or.jp)までご連絡下さい。 1日の面会は1回限り10分間で、人数は1組(3人以内)となっています。 本日は家族が行く前に誰かが面会されたらしく、東京から家族が行ったのですが、今日はもう面会できない状態になっており困ってしまいました。 この様なことが今後も起こると困りますので、面会を希望される方は必ず、上記まで予約をお願いします。 皆様のご協力をお願い致します。(09.07.13)
6月29日に最終弁論があり、半年におよぶ公判が終了しました。 ご本人の最終意見陳述と最終弁論要約を掲載します。 今回の事件が理不尽な起訴であったこと、そして厚子さんの一刻も早い社会復帰に向けて、 引き続き多くの皆さんのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。 判決は9月10日(金)午後2時です。 私は、本件の証明書の偽造には一切かかわっておりません。 いわゆる「議員案件」というものに対して、役所が事の善悪を考えず、「結論ありき」で、法律や規則をまげて処理をするということは、実際の行政の実態とあまりにかけ離れています。 私は、昨年の6月14日に逮捕され、7月4日に起訴されました。その後、11月24日に保釈されるまで、5カ月以上拘置所で暮らしました。その間、夫やふたりの娘達にも大変な心労をかけました。 起訴されたことによって、役所は「休職」という形になり、それまで30年以上続けてきた仕
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