中学生や高校生などがインターネットで知り合った相手から裸の画像を送るよう求められる、いわゆる「自画撮り」の被害を防ぐための兵庫県の条例が可決・成立し、全国で初めてこうした行為が禁止されることになりました。 こうした中、兵庫県は「自画撮り」の被害を防ぐための条例の改正案を提出し、14日に開かれた県議会で全会一致で可決・成立しました。 改正された条例では、18歳未満の子どもに対しわいせつな画像や映像の提供を求めることを禁止し、子どもをだましたり金を渡したりした場合、30万円以下の罰金を科すとしています。 これまで、「自画撮り」の要求を規制する法令がなく、明らかな脅迫行為がないと取締りは難しいとされてきました。 兵庫県の条例は、「自画撮り」を要求した段階で取り締まることができる全国でも初めての条例で、来年4月から施行されます。 同様の条例案は、東京都議会でも審議されています。