多くの地震学者が予想していなかった東日本大震災だが、その5~6日前に「明瞭な前兆」を電気通信大学の研究グループが確認していた。同グループが注目するのは地震の前に現れる大気上空の電離層の乱れ。地震学者にはない視点で独自の観測網を整え、東海地震など巨大地震の予知に成功したいと話している。太平洋上で観測地震が起きた3月11日午後2時46分過ぎ。電通大の研究グループを率いる早川正士名誉教授は、東京都
多くの地震学者が予想していなかった東日本大震災だが、その5~6日前に「明瞭な前兆」を電気通信大学の研究グループが確認していた。同グループが注目するのは地震の前に現れる大気上空の電離層の乱れ。地震学者にはない視点で独自の観測網を整え、東海地震など巨大地震の予知に成功したいと話している。太平洋上で観測地震が起きた3月11日午後2時46分過ぎ。電通大の研究グループを率いる早川正士名誉教授は、東京都
海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)は29日までに、東日本大震災の地震断層のずれによって宮城県・牡鹿半島東方沖のプレート境界の陸側で、海底が水平方向に約50メートルずれ、平均で約7メートル隆起したとの調査結果を発表した。 付近では、陸側プレートの斜面が幅約1500メートルにわたって崩れ、プレートの境目にたまった痕跡も見つかり、海洋機構は「海底地滑りが起きたと考えられる」としている。 深海調査研究船「かいれい」から音波を使って探査し、同じ海域の99年のデータと比較した。陸側のプレートにある海底が南東-東南東方向に約50メートル、上方に最大20メートル、平均で7メートル変動したことが分かった。 東日本大震災ではこれまでに、海上保安庁が水平方向に約24メートル、上方に3メートルの海底変動を確認。国土地理院は牡鹿半島が約5.3メートル東南東に動いたという観測結果を発表している。
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