第26回参議院議員通常選挙で国会議員に当選した赤松健氏が、過去に発売・配信されたゲームの保存に強い意欲を見せている。同氏は7月13日、自身のTwitterにて「『プレイ可能な状態での、過去のゲームの合法的保存』について、専門家で選抜チームを編成して乗り出すことになった 」と投稿。レトロゲームなど古いゲームコンテンツのアーカイブ化に本格的に取り組んでいることを述べた。 昨日は20時から、デジタルアーカイブ学会法制度部会のデジタル著作権PT。 「プレイ可能な状態での、過去のゲームの合法的保存」について、専門家で選抜チームを編成して乗り出すことになった。失われゆく古いコンテンツのアーカイブ&利活用は、私が強い熱意を持っている分野。これは成功させたい。 — 赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) (@KenAkamatsu) July 13, 2022 赤松氏は「ラブひな」「魔法先生ネギま!」などの
blog.codinghorror.com Stack Overflow の共同創業者、あるいは「FizzBuzzテスト」を広く世に知らしめた(?)ことで知られる Jeff Atwood が、彼の世代にもっとも影響を与えた BASIC 時代の本を取り上げている。 それは1970年代に刊行された BASIC Computer Games だが、この本に掲載されたゲームを遊ぶために BASIC のコードを打ち込んだよねということで、日本でいうと1980年代のマイコンBASICマガジン(ベーマガ)に近い存在だろうか。 で、単にノスタルジーでこの昔の本を取り上げているのではなく、彼はこれに掲載されたゲームの BASIC のソースコードを Java や Python や C# など8つの現代のプログラミング言語に移植するプロジェクトを立ち上げている。 github.com ライセンスは The Un
セガの『メガドライブミニ』が2019年9月19日に発売になった。任天堂の『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』や『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』、SNKの『NEOGEO mini』に続いての発売だ。来年の3月には、コナミデジタルエンタテインメントから『PCエンジン mini』の発売も控えている。 この数年、古いゲームの復刻が活気づいている。そうした中、今年の6月にアミューズメント通信社が発行しているアミューズメント業界紙『ゲームマシン』のアーカイブが公開された。1974年から1982年のPDFデータが6月に公開されて、9月には1983年から1984年のデータが追加されている。 現在のゲームセンター文化の流れに繋がる、アミューズメントマシンについてのリアルタイムの情報がまとまっている。当時を知る上で貴重な資料と言える。 過去のアミューズメント業界について知り
ゲーム機の復刻ブームとももに、レトロゲームの関連書籍も続々と登場ここ2年ほどの間に、80~90年代に登場した古いゲームを紹介した書籍やムックが相次いで発行されている。 その契機となったのは、任天堂がファミリーコンピュータを手のひらサイズにアレンジした、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を2016年に発売し、人気商品となったことである。 翌年には「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」も発売され、現在までに全世界でのシリーズ累計出荷台数は1,000万台を突破した。(※筆者注:出荷台数は、任天堂の2019年3月期第2四半期の決算短信から引用) また、昨年7月にはSNKが「ネオジオミニ」を、12月にはSIEが「プレイステーションクラシック」を相次いで発売した。そして今年になってからは、セガゲームスが「メガドライブミニ(仮称)」の発売を決定し、一般ユーザーから収録希望
いくつ覚えてる? 1990年代に業界を席巻した「実写取り込みゲーム」の数々。ドットやポリゴンにはない“生々しさ”が妖しい魅力だった ゲーム的な“UI”と、映画のような“実写映像”がミックスされた、従来の作品にはないゲーム体験──そう、「実写取り込み」の技術を用いたゲームである。 時は1990年代初頭から半ば、コンソールマシンに当てはめるならセガサターンやプレイステーションなど、メディアがカートリッジからCDに移行した辺りがピークだろうか。 かつてはゲーム市場でも「実写」がセールスポイントとして大いに通用する時代があり、当時のゲーマーなら「実写ゲーム」をはじめて見たときの驚きと興奮を覚えていることだろう。 とはいえ現在、「実写ゲーム」はそのウリの価値が急落し、絶滅危惧種のような存在となっている。3DCGの発達によって、実写映像を用いるまでもなく実写に迫るリアルな映像を生み出せるようになったた
by Nicolas gras ゲーム業界や開発者という言葉から、男性的なイメージを思い浮かべる人も多いはず。しかし、ゲームの世界は初期の頃から女性が活躍しており、彼女たちなしでは現在のコンピューター・ゲームは存在しませんでした。そんな女性たちの11人のリストをGeek.comが記しています。 11 Women Who Shaped The World Of Gaming - Geek.com https://www.geek.com/games/11-women-who-shaped-the-world-of-gaming-1733556/ ◆01:ジョイス・ウェイスベッカー ゼネラルエレクトロニックによって買収された電子機器・半導体事業を中心とするRCAでエンジニアとして働き、余暇の時間を使ってコンピューターを開発したジョー・ウェイスベッカー氏の娘がジョイス・ウェイスベッカー氏。子ども
貴重なレゲー1万本と雑誌を収集するフランス没落貴族!?→自宅に凸して数奇な人生を聞いたら、ただのガチゲーマーだった件【NPOゲーム保存協会:探訪レポ】 ゲーム保存協会というNPOをご存知だろうか? 1970~80年代の古いデジタルゲームを文化財として保存することを目的に、ゲームソフトやハードを収集修復するだけでなく、雑誌書籍や周辺資料などの保存活動をしている団体だ。フロッピーディスクやカセットテープなど、ゲームソフトを都内の本部アーカイブ室だけで約1万2000本保有している。最近では日本ファルコムから、1980年代に社内で活躍したユーザーサポート用フロッピーディスクのストック一式を寄贈されたことでも話題になった。 日本ファルコム株式会社さまから、ゲーム保存協会に資料寄贈いただきました。大切な歴史をしっかり引き継ぎアーカイブ室で長期保存します。夏にはアーカイブ室一般公開もはじめる予定ですが、
「チップチューン」という音楽ジャンルを、皆さんは知っているだろうか? 昨今、ゲームだけではなく、音楽の分野においても、いわゆるピコピコ音を使った楽曲を耳にする機会が増えてきたが、そうした音楽の総称がチップチューンである。 ※8BIT MUSIC POWER イラストレーター・漫画家「RIKI」が制作したチップチューンアルバム。FC/FC互換機で動作するファミカセ(任天堂社のライセンス製品ではない)で、アルバムCDの様に様々な楽曲を楽しむことができる。コロンバスサークルより、2016年に第一弾が、2017年に第二弾が発売された。 そんなマニアックそうな音楽が……と思うかもしれないが、既にチップチューンは音楽ジャンルとして確立したものだ。例えば、今やゲームサントラにおいてもチップチューンアレンジは人気を博している。さらにはJ-POPやクラブのシーンでも頭角を現してきた。そう、今やチップチューン
桜井さんみずからが初代『カービィ』を語ります!! 1992年4月27日にゲームボーイ用ソフト『星のカービィ』が発売されてから、今年で25年。この記念すべき節目の年をお祝いするべく、さまざまなフェアの開催や記念グッズの販売など、多彩な企画が行われている。 先日、東京公演が行われた“星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート”も、そういった催しのひとつ。東京公演では、『星のカービィ』の生みの親である桜井政博氏が、1作目開発時のエピソードを語った。 [関連記事] \カービィ25歳? おめでとう!/ 『星のカービィ』25周年オーケストラコンサート 東京公演リポート そして週刊ファミ通2017年5月11・18日合併号(2017年4月27日発売)では、桜井氏の連載コラム“桜井政博のゲームについて思うこと”のスペシャル版を掲載。コンサートで語られた内容をもとに、桜井氏みずからの言葉で、開発秘話が紹介
11月26日、27日の2日間にわたり、UDX秋葉原で開催された『いま蘇る、TAKERU伝説 ~レトロPCゲームと語る30周年~』。TAKERUの実機展示を筆頭に、レトロゲームの展示、当時のPCゲーム事情をよく知る登壇者たちによるトークステージがあるなど、非常に濃厚なイベントとなった。秋葉原へTAKERUが設置されるのが約20年ぶりとなることもあってか、当時利用していた人を中心に多くの来場者でにぎわい、一時は入場制限がかけられるほどに。実際どんなイベントだったのかを、駆け足で振り返ってみよう。 TAKERUは内部まで見られる大サービス展示! このイベントの目玉といえるのが、TAKERU本体。会場のド真ん中に展示されていることもあり、誰もがまず最初に近づいていき、懐かしむ姿が印象的だった。このTAKERUは、名古屋にあるブラザーの展示施設「ブラザーコミュニケーションスペース」で展示されているも
ブラザー工業(愛知県名古屋市)が11月26日・27日、UDXギャラリー(千代田区外神田4)でイベント「いま蘇る、TAKERU伝説 ~レトロPCゲームと語る30周年~」を開く。 「TAKERU」はブラザー工業が開発したパソコンソフト自動販売機。フロッピーディスクにパソコンソフトをダウンロードすることができるのが特徴で、インターネットが一般家庭に普及し始める約10年前の1986(昭和61)年にサービスを開始。その後、全国に300台設置されるが、Windows 95の登場でインターネットが一般に広まり、1997年に惜しまれつつサービスを終了した。 今回、「TAKERU」の発売から30年を迎えるのを記念して同イベントを開催。TAKERUの開発者・安友雄一さんをはじめ当時のPCゲーム雑誌編集者などのトークステージのほか、オールドPCやレトロゲームの体験コーナーを設置。以下を出展する。 オールドPC=
初夏の風もさわやかな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 本日は、来る5月20日金曜日に開催される日本科学未来館「GAME ON」特別フォーラム「どう残すか~技術と体験のアーカイブ」への出演告知をさせていただきます。 このイベントは現在同館で開催中の企画展GAME ONに付随する催しです。 なぜゲームを残す必要があるのか、どうやって残せばよいのか、というゲーム保存の基本問題と向き合うフォーラムで、現在この国で行われているゲーム保存の状況を確認する機会となります。 パネリストは現在、ゲーム保存活動に関わる代表者が揃い、ゲーム研究、そして保存についての意見交換がなされる予定です。 【出演者】 上村雅之(立命館大学 映像学部 客員教授/ゲーム研究センター センター長) 桶田大介(弁護士/マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟アドバイザー) 辻哲朗(日本ゲーム博物館 館長) 中村伊知哉(Ci
ゲーム文化の歴史に迫る海外YouTubeチャンネル「Gaming Historian」より、任天堂・岩田聡前社長が歩んだ軌跡を辿る映像「The Life of Satoru Iwata」が公開されました。岩田聡氏が任天堂やゲーム業界に与えた影響、そして彼の内に秘められたゲームへの強い情熱が30分超にわたって語られています。 映像は6パートに分かれており、岩田聡氏が好んだと言われている「中華丼」のエピソードからゲームクリエイターとしてのスキル、「ゲーマーとしての岩田聡」などにフォーカス。多くのユーザーが楽しめる名作を生み出し続けてきた岩田氏が歩んできた道のりは、国内外のゲーマーにとって重要な歴史と言えるのではないでしょうか。
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