ボクシングのトリプル世界戦が3日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王者の亀田大毅(亀田)は、計量失敗で世界ボクシング協会(WBA)同級王座を剥奪されたリボリオ・ソリス(ベネズエラ)との統一戦で1-2の判定で敗れ、王座統一はならなかった。 IBFは前日、亀田大が敗れた場合はWBAとともにIBFの王座も空位になると説明していたが、3日の試合後になって見解を翻し、計量で失敗したソリスに敗れても亀田大はIBF王座にとどまるとした。 世界ボクシング機構(WBO)バンタム級チャンピオンの亀田和毅(亀田)はイマヌエル・ナイジャラ(ナミビア)に3-0で判定勝ちし、初防衛に成功した。IBFミニマム級王者の高山勝成(仲里)もビルヒリオ・シルバノ(フィリピン)を3-0の判定で下し、初防衛を果たした。