6月2日、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が辞意を表明したことで、これまでFIFAに透明性向上を要求し続けてきたスポンサー企業はほっとしている。写真はFIFAのロゴ、チューリヒの本部で5月撮影(2015年 ロイター/Ruben Sprich) [ニューヨーク 2日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長が辞意を表明したことで、これまでFIFAに透明性向上を要求し続けてきたスポンサー企業はほっとしている──。スポーツ・マーケティング専門家らは2日、こうした見方を示した。 コカ・コーラやビザ、アディダス、アンハイザー・ブッシュ・インベブといった公式スポンサーは、会長の辞意表明を好材料とみなした。ただ一部企業からは、FIFAの自浄化に向けたさらなる取り組みに期待する声も出ている。 ビザは声明で「人々の信頼を再び築く上で今回の動きは重要な一歩だが、なおこの先も課題