Apple社内では、職種分類は非常に大きな意味をなします。例えば、“レベル4”のエンジニアは“レベル5”と比べて待遇に相当な違いが生じてきます。しかしながら、一度Appleを離れると、これらの詳細な分類はすべて「アソシエイト」として統合され、実際にどのような役職に就いていたかを探るのは困難になることが判明しました。 転職の際に不利になる? Appleを辞めた後、雇用証明書に「アソシエイト」とのみ記載されることで、転職の際に不利になる事例が報告されています。「#AppleToo」のハッシュタグのもと、Apple従業員に職場での不祥事について発言するよう促したAppleの元セキュリティチームのソフトエンジニアのシェール・スカーレット氏は、せっかく転職先が決まっていたのに、この「アソシエイト」の表記のせいで採用プロセスが1週間近く遅れ、内定が取り消された、とThe Washington Post