「Raspberry Pi」と「Arduino」。どちらも数百万台売れている人気のPC/マイコンボードだが共通点が一つある。「オープンソースなハードウエア」であることだ。それに続けと、いろんな分野でオープンソースなハードウエアが登場している。 ハードウエアの設計図も、OSや開発ツールのソフトウエアもオープンソースにすることで(Raspberry PiのSoC回りは一部非公開)、いわゆるエコシステムが動き出す。周辺機器/ソフトの開発が広がり、エンドユーザーも増える。そんな流れを目指すハードウエアプロジェクトを今回、二つ紹介しよう。並列処理ボードの「Parallella Board」と、組み込み用PCボードの規格「96Boards」だ。どちらも見た目はRaspberry Piとそっくりの名刺サイズボードになっている。 「死屍累々の並列コンピュータ…」
これは国内で開催されたハードウェア・コンテストに出品された「試作機」のひとつで、開発したのはメーカーに勤務するソフトエンジニア、メカエンジニア、デザイナーの3人。普段は全く違う仕事に携わっている彼らが、小規模な手工業で開発したもので、動画の通りスマートフォンにセンサー、3Dプリンターがあればこの義手は作れてしまう。 そう遠くない新時代のビジネスチャンスはここにある。 「未来のふつう」をつくる 12月7日、都内某所で開催された電子工作のイベント「Gugen2013」で大賞に輝いたのがこの筋電義手「Handie」だ。Gugenは2008年から過去数年に渡って開催された電子工作コンテストがリニューアルしたもので、よりビジネスに直結するハードウェアプロトタイプを選出し、表彰する舞台を提供している。 実行委員のひとり、岩淵技術商事の岡島康憲氏によれば今回の応募数は過去最高の200点あまりで、これまで
本体が約2800円、英国からの送料込みでも約3400円、サイズは85.6 x 53.98 mm2と名刺サイズ、そんなボードコンピュータでプログラミングの勉強ができる──そういう時代になりました。 ボードコンピュータの名前は「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」、開発したのは英ケンブリッジ大学のエンジニアらで、子どもたちがコーディングやプログラミングを学べるよう設計したということです。BBCの報道映像(このBlogエントリに貼ってあります)を見ると、 普通のテレビをHDMI端子で接続 普通のPC用のキーボードとマウスをUSB端子に接続 電源はmicro USB端子で供給 ストレージはSDカードを利用 これだけで、Linuxを起動し、教育用のビジュアルプログラミング環境「Scratch」を動かしています。ほか、各種チュートリアルのビデオが公開されています。 Raspberry Pi(右
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