舌鋒鋭いコメントで人気を博し、テレビで見ない日はないドラァグ・クイーンのマツコ・デラックスさんだが、意外にもメディアに単独インタビューという形で登場することは近年ほとんどない。特にWebメディアでは皆無と言っていい。 自著『デラックスじゃない』(双葉社)などを読むと、インターネットに対する批判的な意見も目立つ。 テレビとネットをめぐる状況としては、ネット上でテレビの信用性が疑問視され、いつの間にかテレビはネットの仮想敵となっていた。一方で、2016年末にはWELQ問題(関連記事)などもあり、ネット上の情報の信頼性を巡る議論はテレビでも取り沙汰されている。 今、テレビを代表するタレントとして活躍するマツコさんは、Webメディアをはじめとするインターネットをどう見ているのか? 同時に、筆者には、テレビに映るマツコさんは、彼(マツコさんはゲイという性自認なので、女装をしていても「彼女」とは併記し
NHKが5年ごとに行っている日本人とテレビに関する調査で、「欠かせないメディア」としてテレビを挙げた人の割合は50%と、メディアのなかで最も多くなりましたが、5年前に比べ5ポイント下がりました。 欠かせないメディアを1つだけ答える質問で、「テレビ」と答えた人は50%と、メディアのなかで最も多くなりましたが、前回に比べると5ポイント低下しました。 次いで、「インターネット」が前回より9ポイント高い23%、「新聞」が3ポイント下がって11%などとなっています。 また、メディアを利用する頻度についての調査では、「テレビを毎日見る」人は79%で、メディアのなかで最も多くなりましたが、5年前から5ポイント下がり、「インターネットを毎日利用する」人は11ポイント増えて38%、「録画したテレビ番組を毎日見る」人は倍に増えて16%などとなりました。 1日にテレビを見る時間については、「4時間以上の人」が3
先日3日(日)は憲法記念日だった。全国各地で護憲派・改憲派による集会が開かれ、なかでもノーベル文学賞作家である大江健三郎が「すべて安倍のせい」とスピーチした護憲派の集会と、櫻井よしこが現行憲法を「下手な日本語。文法も間違っている」と非難した改憲派の集会が注目を集めた。 そう、今年はこれまでの憲法記念日とはわけがちがう。すでに政権が国民への明確な説明もないままに改憲へなだれ込んでいる、そんな状況なのだ。当然、テレビも重点的にこの話題を取り扱うだろう──そういう思いで視聴をつづけたが、そこに広がっていたのは、異様と言うべき“自粛”の空気だった。 まず、憲法記念日当日の3日(日)に、時間を割いて憲法について触れたのは『サンデーモーニング』(TBS系)だ。番組最後のコーナー「風をよむ」で、改正賛成派と反対派それぞれの街の声を紹介した上で、スタジオトークでは細川政権時代に首相補佐官を務めた田中秀征が
元経産官僚・古賀茂明の『報道ステーション』(テレビ朝日系)での発言以降、自民党の暴挙が続いている。自民党情報通信戦略調査会がテレビ朝日と『クローズアップ現代』のヤラセが指摘されたNHKを呼びつけ事情聴取を行ったが、それだけでは飽き足らず、BPOへの申し立ての検討、さらには政府自身がBPOに関与する仕組みを作るとぶち上げたのだ。 表現の自由が剥奪され、政府からの言論統制が敷かれるという恐るべき事態が進行しているわけだが、しかし、マスコミの動きは鈍い。 リテラは一貫して、安倍官邸の圧力とメディアの弱腰を批判してきたが、残念ながら弱小メディアがいくら叫んでも、相手にはしてもらえない。「報道の自由」をきちんと主張する影響力のあるメディア、言論人はいないのか。そう思っていたら、あの池上サンがこの問題について、かなり踏み込んだ発言をした。 4月24日、朝日新聞の連載「新聞ななめ読み」で「自民党こそ放送
メディアが戦争を悪化させる場合もある 小谷真生子氏(以下、小谷):(司会者に向かって)素晴らしいご紹介をありがとうございました。私はこの業界に身を置いて25年目になります。最初の8年間は、ビジネスではなく一般ニュースと取り組んできました。 ビジネスもありましたが、一般ニュースが主体でしたので、政治、国際情勢、国内事件、ありとあらゆることを扱っていました。8年経った頃、「この仕事は私には向いていないのかもしれない」と思うようになりました。理由は、安藤さんも戦争など厳しい経験をされたと思いますが、私も同じ気持ちでした。 一般ニュースだと、涙がこぼれるような、大勢の人々の苦しみや死に触れるようなあらゆる出来事を経験します。例えば、4年目に私はボスニアに1か月滞在しました。当時ボスニアは戦争の真っ最中でした。ベオグレードに直接行くことはできませんでしたので、まずハンガリーに行き、そこからベオグレー
「たけしの『これがホントのニッポン芸能史』」の番組収録が行われ(左から)片山千恵子、所ジョージ、ビートたけしが出席した 日本の芸能史をビートたけし目線で検証するNHKBSプレミアムの番組「たけしの『これがホントのニッポン芸能史』」の番組収録が8日、NHK放送センターで行われ、本番組に出演するビートたけしと、所ジョージ、NHKアナウンサーの片山千恵子が出席。たけしは収録を終えると、報道陣を前に「NHKはお笑いに関してのしばりがきつい」とジョークをまじえつつNHKをチクリ。同席していた所らを苦笑いさせた。 たけし、NHKをチクリ「BBCを見習え」 画像ギャラリー 放送を終え、和やかな会見の途中、たけしは「NHKはBBC(イギリスの公共放送局)を見習え」と突然NHKをチクリ。「NHKはお笑いに関してのしばりがきつくて、今日だって、録画した中でどれだけカットがかかるのか。ほとんど使えないんじゃない
by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと モーリー・ロバートソン氏が「日本を褒める外国人枠」の存在を暴露した 「日本をほめる外人枠で仕事が回ってきます」とTwitterに投稿 多くの反響を呼び、「知っているだろうと思っていたのに」とコメントした ◆暴露された「日本を褒める外国人枠」の存在 @ マスコミの「日本はすごい!」コンテンツは、むしろ制作費が底をついていることや、判断力が高い人達がテレビ・活字メディアから離れたことに関係しているかもしれません。ぼくにも往々にして「日本をほめる外人」枠で仕事が回ってきます。ギャラ激安で。 この記事を見るためには この記事はlivedoorNEWSアプリ限定です。 (アプリが無いと開けません) 各ストアにスマートフォンでアクセスし、 手順に従ってアプリをインストールしてください。 ランキング 総合 国内 政治 海外 経済 IT スポーツ 芸能 女子
クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! この記事を読む前提として、この度の参議院選挙で、いわゆる開票特番を各テレビ局が放送し、池上彰さんをキャスターに据えたテレビ東京の選挙特番の内容が特筆すべきものだった、ということは知っておいてほしい。これについては、ブロガー杉本穂高さんが詳しく書いている。いまひとつわかってないのだが、という人は、このリンクからその記事を読んでおいてくださいね。 ぼくもこの番組を観た。というのは、前回衆議院選挙の時もテレビ東京は池上キャスターで選挙特番をやっていて、抜群に面白かったからだ。池上さんらしいわかりやすい解説もよかったわけだが、候補者へのインタビューが切り込みすぎるくらい切り込んでいた。ズバズバ切っていく感じ。質問される誰もがたじろいでいた。
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