米サウスカロライナ州で7月中旬、Appleの紛失防止タグ「AirTag」が内部に仕掛けられた金庫を持ち去った連続強盗犯が逮捕されました。AirTagの位置情報で犯人の足取りが発覚したことで、その他の強盗事件との関連性の解明にも繋がったそうです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. 連続強盗犯がAirTag入りのおとり金庫を盗んでしまう。 2. 位置情報やその後の足取りが警察に筒抜けに。 3. 追跡性能の高さが災いして悪用されることも多い。 9つの強盗事件に関与 警察の調べによると、逮捕されたサミュエル・スミス容疑者は、判明しているだけでも2023年に9つの強盗事件に関与したとされています。 裏を返せば、金銭目当てに押し入った事件のうち、大半は首尾よく終わったわけですが、とある酒場で7月10日に働いた強盗が問題でした。なんとも間抜けなことに、AirTag入りのおとり金庫を盗んでしまった