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心理と書評に関するsotokichiのブックマーク (6)

  • 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』|翻訳書ときどき洋書

    担当編集者が語る!注目翻訳書 第6回 『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい性』 著: セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ、訳:酒井泰介 光文社 2018年2月出版 ごくたまにだが、企画検討のために読み始めた原稿にひきこまれて、ついつい最後まで読んでしまうことがある。それが必ずしも、有名な著者の話題作であるとは限らないから面白い。 翻訳書の編集者とはいえ、一冊分の原稿を読むのは難儀だ。わからない単語もたくさんあるし、どうしても意味のわからないところもある。それでも面白い原稿には、辞書と首っ引きで読ませるだけの力があるものだ。そういう原稿に出会うと嬉しくなって、どうしても版権を取得したいと意気込むことになる。 『誰もが嘘をついている(原題:Everybody Lies)』もそんなの一つだ。「これは版権も高くなるかも!」と鼻息荒く(しかし慎ましい金額で)オークショ

    『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』|翻訳書ときどき洋書
    sotokichi
    sotokichi 2018/07/24
    “この本の何が痛快かというと、データによって「俗説が打ち砕かれていく」ことだ。そして、その俗説に抑圧されていた隠れた弱者の声が浮き彫りになったり、悩んでいるのは自分ひとりではないのだとわかったりする”
  • 豊富な選択肢は必ずしも利益にならない。では、どうする?『選択の科学』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

    いろいろな中から選ぶ。選ぶのが苦手な私にとっては、結構大変だったりします。 決定力!正解を導く4つのプロセス - 読書から学ぶブログ そしてそれは、どうも私だけではないようです。 ということを、こちらの、『選択の科学』を読むとわかります。 選択の科学 作者: シーナ・アイエンガー,櫻井 祐子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2010/11/12 メディア: 単行 購入: 27人 クリック: 666回 この商品を含むブログ (94件) を見る ジャムの実験 このシーナ・アイエンガー教授の有名な実験、「ジャムの実験」というものがあります。 試コーナーで、ジャムの試を行ったところ、24種類のときは買い物客の60%が試に立ち寄ったが、6種類のときは買い物客の40%しか訪れなかった。 しかし、6種類の試に立ち寄った客のうち、ジャムを購入したのは30%だったが、24種類の試

    豊富な選択肢は必ずしも利益にならない。では、どうする?『選択の科学』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
  • 『岐路に立つ精神医学』 明日はどうなる? - HONZ

    もう30年以上も前の話。医学生として、精神科の講義をうけていた。テーマは精神分裂病、いまでいう統合失調症である。先生の話す内容が支離滅裂でまったくわからない。いつもは階段教室の中腹に座るのを常にしていたのであるが、その日は最後列・出入り口近くのアホ捨て山(© 久坂部羊)に陣取っていた。 隣の席にいた年かさの同級生に、まったくわからん、と話しかけたら、物知り顔に教えてくれた。”仲野、あほかおまえは。まだ説明されてないけど、これは分裂病の患者さんなんや。最後に教授が出てきて、典型的な分裂病の患者さんはこういった話をします、っていうて終わるんや”と。 なるほど、それなら仕方あるまいと、おとなしく最後まで聞いていた。しかし、誰もやってこなかった。やっぱり講義だったのだ。難しすぎる、と、その日を限りに、精神科の勉強はあっさりあきらめた。そんなであるから、精神科の知識は素人に毛が生えた、それも私の髪の

    『岐路に立つ精神医学』 明日はどうなる? - HONZ
  • 『反省させると犯罪者になります』を読んで愕然 - エキサイトニュース

    「悪いことをしたら反省するのが当然」「反省してもらわなきゃ困るよね」って考えてると、どんどん犯罪者が増えるよ。 ええええー!? さらに、自分の子供を犯罪者にしてしまうよ。 って、ええええー!? どゆこと? と驚きながら読み進めていった。 『反省させると犯罪者になります』 すごいタイトル。 でも、読んでいくうちに納得してしまう力がこのにはある。 第3章に、女優酒井法子の事例が登場する。 覚醒剤取締法違反で逮捕された彼女は、“自らが犯した事件を謝罪する目的で、「贖罪」というタイトルの著書を出版”する。 これが、まさに「模範的な反省文」になっているのだ。 “これでは自分自身をみつめたことにはなりません。酒井さんには失礼ですが、書名を「贖罪」とするには、内容としては表面的でしかありません”。 また、保釈された後の記者会見での言葉を引用し、“自分の弱さ故に負け”“自分の弱さを戒め”“二度と手を出さ

    『反省させると犯罪者になります』を読んで愕然 - エキサイトニュース
  • 【読書感想】わかりあえないことから ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書) 作者: 平田オリザ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/18メディア: 新書購入: 7人 クリック: 79回この商品を含むブログ (48件) を見る 内容紹介 日経団連の調査によると、日企業の人事担当者が新卒採用にあたってもっとも重視している能力は、「語学力」ではなく、「コミュニケーション能力」です。ところが、その「コミュニケーション能力」とは何を指すのか、満足に答えられる人はきわめて稀であるというのが、実態ではないでしょうか。わかりあう、察しあう社会が中途半端に崩れていきつつある今、「コミュニケーション能力」とは何なのか、その答えを探し求めます。 内容(「BOOK」データベースより) 近頃の若者に「コミュニケーション能力がない」というのは、当なのか。「子どもの気持ちがわからない」というのは、

    【読書感想】わかりあえないことから ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「錯覚の科学」は全国民必読の好著ですよ/「お前も、お前も、馬鹿じゃないのか。冷静なのは俺だけだな」 - 万来堂日記3rd(仮)

    乗り遅れた感があるのですが、「錯覚の科学」を読了しました。 自分はデマに踊らされていないと思っている人は、特に読むべきです。読まないだろうけど。 デマに騙されない人間なんていないし、ホモが嫌いな女子なんていないし、飛影はそんなこと言わないし、お兄ちゃんどいてそいつ殺せません。 タイトルに「錯覚」という言葉が入っていますが、これ、書の内容を勘違いさせやすいかも、と思います。 錯覚というと錯視であるとか見間違いであるとか、そういったことを連想しがちですが、書の主題はそれ以外のところにあります。 書の主題を簡単にまとめるならば 「人間は自分の認識を過大評価する傾向がもうどうしようもなく組み込まれてしまっているよ」 ということであり 「あなたが自分の認識に対して持っている自信には、実は裏付けなんてほとんどないよ」 ということです。 空前絶後のデザインの悪さを誇る書の帯にも書いてあるのですが

    「錯覚の科学」は全国民必読の好著ですよ/「お前も、お前も、馬鹿じゃないのか。冷静なのは俺だけだな」 - 万来堂日記3rd(仮)
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