国会前で安全保障関連法案への抗議行動をしてきた学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が、日本の政治や歴史を学ぶための書籍十五冊を発表し、協力書店を呼びかけている。名付けて「選書プロジェクト」。メンバーは「デモの出発点は学ぶこと。先人の知の蓄積があって、私たちはデモで思いを発信してきた」と本への思いを語る。 (安藤恭子、望月衣塑子) 「希望の国のエクソダス」「君たちはどう生きるか」「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」…。シールズが選んだ十五冊には、さまざまな分野の書名が並ぶ。