アジアカップを戦う日本代表は21日、ベスト4進出を懸け、地元カタールとの準々決勝に臨む。日本はグループリーグを2勝1分けで首位通過。グループリーグ第3戦では、すでに敗退が決まっているとはいえ、サウジアラビアに5−0と大勝し、調子は上向きだ。サウジ戦では負傷のために出場しなかった本田圭佑、出場停止だったGK川島永嗣も戻ってくるため、けがの治療のために帰国した松井大輔を除けばベストの布陣で臨むことができる。 対するカタールは初戦こそウズベキスタンに不覚を取ったが、続く2試合ではきっちりと勝ち点6を奪ってグループAを2位で通過。中国、クウェート相手に完封勝利を収めた実力は本物だ。過去の成績でも、日本は通算1勝4分け2敗と負け越しており、難敵であることは間違いない。強力なFW陣を擁するカタールに対し、日本としては先制点を取って、優位に試合を進めたい。