米調査会社Gartnerは5月19日(現地時間)、第1四半期(1~3月期)の世界携帯電話市場に関する調査結果を発表した。スマートフォン市場で、米GoogleのAndroidがSymbianを抜いてついに首位に立った。スマートフォンの販売台数は前年同期比で85%伸び、携帯電話市場に占める割合が23.6%に拡大した。 携帯電話の販売台数は前年同期比19%増の4億2780万台。販売台数シェアをメーカー別でみると、トップ4社は前期と変わらずフィンランドのNokia(25.1%)、韓国のSamsung(16.1%)、韓国のLG Electronics(5.6%)、米Apple(3.9%)だった。Apple以外はいずれもシェアを落としており、特にNokiaは5.5ポイントと大きく減少している。25.1%というシェアは1997年以来最低だ。同社は4月に発表した米Microsoftとの提携により、来年には