CIAがWi-Fiルーターのファームウェアを書き換え、ユーザーのデータを盗み取っているとする文書が、Wikileaksによって新たに公開されました。幸いにもAppleのAirPortシリーズは攻撃の対象外となっています。 ファームウェアを書き換え、通信を傍受 CIAがデバイスの脆弱性を突くなどして、ユーザーの通信記録を傍受しているという一連の文書は「Vault 7」と呼ばれ、過去にはiPhoneもハッキングの対象になっていたことが明らかとなっています。 今回Wikileaksによって暴露されたのは、CIAが使っていた「Cherry Blossom」というツールの存在です。かわいい名称とは裏腹に、ファームウェアを勝手に書き換え、通信データやパスワード、閲覧ページを盗み出す凶悪なツールです。文書には、スタンフォード大学の研究所が「Cherry Blossom」の開発に協力していたことを示唆する