Appleが2024年に発売した「Vision Pro」を分解した。Appleは、自社製品に使う半導体の内製化を進めていて、その範囲はディスプレイドライバーICにまで及んでいることが明らかになった。本稿の最後には、同年5月に発売された「M4」プロセッサ搭載「iPad Pro」の分解の結果も掲載している。
ネット社会、スマホなどテック製品のトレンドを分析、コラムを執筆するネット/デジタルトレンド分析家。ネットやテックデバイスの普及を背景にした、現代のさまざまな社会問題やトレンドについて、テクノロジ、ビジネス、コンシューマなど多様な視点から森羅万象さまざまなジャンルを分析。 いよいよ発売されたことで、多くの感想やインプレッションが集まっているApple Vision Pro。 全体像を伝える記事は数多くある上、情報の伝え方にもさまざまな切り口がある。伝えたいことが多過ぎるため、ここでは可能な限りシンプルに、「ディスプレイとしてのApple Vision Pro」についてインプレッションをお届けしたい。 なお価格が極めて高いことは、ここではあまり考慮していない。自分自身で米国まで購入しに行った費用を考えれば、とても費用対効果に見合うものではないが、あくまでも製品としての質や将来の可能性として読み
デバイス分解で知られるiFixitがAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの分解を試みたところ、同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明したとのことです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. iFixitがAppleの複合現実ヘッドセットVision Proの分解を試みた。 2. 同機のマイクロOLEDディスプレイの画素密度は非常に高く、3,386 ppiであることが判明。 3. その密度はiPhoneの50倍だという。 iPhoneのピクセル1個に50個がフィット! Apple Vision Proの画素密度、3,386 ppiという数字は、どれくらいすごいのかわかりにくいですが、iPhone15 Pro Maxと比べるとそのすごさがよくわかります。 iPhone15 Pro Maxは1,290 x 2,79
Vision Proの中にプライベートな4Kディスプレイを表示するにはmacOS 14 Sonoma以降のMacとApple IDでの紐付けが必要となるそうです。詳細は以下から。 Appleは現地時間2024年02月02日より、空間コンピュータ「Vision Pro」の販売を開始しましたが、同時に公開されたVision Proのユーザーズマニュアルによると、Vision Proの中にMacで表示している映像を表示するには、macOS 14 Sonoma以降を搭載したMacが必要となっているそうです。 Learn how to use Apple Vision Pro as a private, portable 4K display for your Mac with Mac Virtual Display. Use your Mac with Apple Vision Pro – App
NDIコンバーターを利用しAppleのVision ProにNintendo SwitchやPS5などのHDMI出力を表示できるNDIモニターアプリ「Vxio」がリリースされるそうです。詳細は以下から。 Appleはアメリアで現地時間2024年02月02日から空間コンピュータ「Vision Pro」の販売を開始しますが、このVison ProにはWWDC23で発表されていた通り、Macとの連携機能があり、Macのワークスペース(画面)を空間中の4Kディスプレイに表示し、Vision Proアプリと併用することが可能となっていますが、 visionOSはアプリをディスプレイの枠から解き放つ3Dのインターフェイスを備えているため、アプリを好きな大きさで並べて表示することが可能です。[…]さらにMagic KeyboardとMagic Trackpadにも対応しているので、驚くほど鮮明に文字を映
Vision Proの初期出荷台数は6万台〜8万台に留まるとの予測が伝えられました。これが事実であれば、米国では発売後すぐに売り切れになると考えられます。 この初期出荷台数の少なさの理由は、歩留り率が低いと噂されているソニー製マイクロ有機ELディスプレイが原因なのかもしれません。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Vision Proの初期出荷台数は6万台〜8万台に留まる。 2. 出荷台数が少ない原因は、ソニー製マイクロ有機ELディスプレイの供給数不足が原因かもしれない。 3. Vision Proの販売価格が高額だとしても、出荷台数が少ないのですぐに売り切れになると予想。 日本よりも給与水準が高い米国ではすぐに売り切れか Vision Proの初期出荷台数は6万台〜8万台との予測を伝えたのはアナリストのミンチー・クオ氏であることから、この数値には一定の信憑性があると思われます。
Appleは、Vision Proを2024年に発売して市場(空間コンピュータ、複合現実)への参入を果たし、2025年に廉価モデルを追加、2027年に大幅に画質が向上する新方式ディスプレイを搭載し、一般層に普及させることを狙っているのかもしれません。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleは、2027年モデルのVision Proに新方式有機ELディスプレイを搭載する可能性が高い。 2. RGBの3原色の発光素子を持つマイクロOLEDディスプレイで、画質が大幅に向上する見込み。 3. 2025年モデルのVision Proの予想販売価格は、約213,800円〜約355,800円。 2027年モデルのVision ProがiPhone4のような反響を得られるかも 韓国の有機EL(OLED)ディスプレイサプライヤー情報に詳しいThe Elecが、Appleは2027年モデルのVi
Appleが開発中のVision Pro第2世代は、より高い輝度や高効率を実現する、現行モデルよりもさらに高性能なマイクロOLEDディスプレイを搭載する計画であることを市場調査会社Omdiaが予測しています。 それによると、Appleは2027年にVision ProをRGB OLEDoSディスプレイにアップグレードする予定であり、第1世代モデルで使用されているWOLED+CF方式オレドスを大幅に改善することになりそうです。 Apple Vision ProSamsungは今年初めにeMaginを買収後、RGB OLEDoSディスプレイを供給できる唯一の企業となっています。Appleが予測通りアップグレードを進めれば、現在のSonyに替わる地位につくことになりそうです。 AppleアナリストMing-Chi Kuo氏は、今回のOmdia同様に、第2世代Vision Proヘッドセットの発売
Appleが2024年始めに米国で発売予定の複合現実(MR)ヘッドセットVision Proは、最大100Hzまでのリフレッシュレートをサポートしていることが明らかになりました。なお、100Hzは特定の環境下でのみ作動するモードであるとのことです。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Appleが2024年始めに米国で発売予定の複合現実ヘッドセットVision Pro。 2. 最大100HZまでのリフレッシュレートをサポートしていることが明らかになった。 3. 50HZのフリッカーを補正するためだけに作動するモードだという。 通常は90Hzで動作 Appleによれば、Vision Proヘッドセットは通常90Hzで動作するものの、毎秒24フレーム(24fps)で撮影されたビデオコンテンツをサポートするために96Hzに切り替えることも可能であるとのことです。 今回、M1氏(@M1Ast
LG Displayが、2023年中のマイクロ有機EL(OLED)ディスプレイ生産ラインの建設を断念したと、韓国メディアThe Elecが報じました。 Vision Proにはソニー製マイクロOLEDディスプレイが搭載、2025年に発売と噂のVision Pro(第2世代)用マイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが供給すると噂されています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. LG Displayが、年内のマイクロOLEDディスプレイ生産ライン建設を断念した。 2. Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイはソニーが供給するが、歩留まり率が低いと噂されている。 3. Vision Pro(第2世代)には、LG Display製マイクロOLEDディスプレイが搭載される可能性が高い。 年内に生産ライン建設開始計画も、断念 Vision Proに搭載されるマイクロO
Vision Pro用マイクロ有機EL(OLED)ディスプレイをソニーが供給するなど、拡大が見込まれる複合現実(MR)デバイス向けマイクロOLEDディスプレイ市場について、Samsung DisplayとLG Displayが投資拡大を計画していると、BusinessKoreaが報じました。 2025年に発売されると噂のVision Pro(第2世代)向けマイクロOLEDディスプレイは、ソニーに代わってLG Displayが供給するとの噂がありました。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイは、ソニーが供給。 2. Samsung DisplayとLG Displayが、マイクロOLEDディスプレイ量産に向けて投資を拡大する。 3. Vision Pro(第2世代)向けマイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが供給するとの噂
Vision Proが採用のマイクロLEDディスプレイ、VRデバイスで主流になる予想 2023 7/14 Vision Pro(第2世代)用のディスプレイを供給すると噂のLG Displayは、仮想現実(VR)デバイス用ディスプレイはOLED on Silicon(OLEDoS、通称:マイクロLEDディスプレイ)が主流になると考えていることが明らかになりました。 LG Displayの研究員は、OLEDoSはLiquid Crystal on Silicon(LCoS)よりも軽量化の点で有利と述べています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. VRデバイス用のディスプレイは、OLEDoSになるとLG Displayが予想している。 2. 別のディスプレイを採用した、HololensとHololens 2は重すぎたと指摘した。 3. LG Displayは、Vision Pro(第2世
Vision Pro用マイクロOLED(OLEDoS:OLED on Silicon)ディスプレイを独占供給しているソニーの製造能力は年間90万台分が限界と、韓国メディアThe Elecが報じました。 また、Vision Proに搭載されたマイクロOLEDディスプレイの解像度に関する情報を専門家が伝えています。 ■3行で分かる、この記事のポイント 1. Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイはソニーが独占供給。 2. ソニーの製造能力は、年間90万台分にとどまる。 3. Vision Pro(第2世代)用マイクロOLEDディスプレイは、LG Displayが開発と噂。 Vision Proの出荷台数が、マイクロOLEDディスプレイの製造台数に左右される? Vision Pro用マイクロOLEDディスプレイはソニーが独占供給していますが、製造能力は年間90万台分にとどまるようです
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