米Appleが4月に発表した紛失防止タグ「AirTag」は、フィッシング詐欺に悪用される可能性があると、セキュリティジャーナリストのブライアン・クレブス氏が運営する「Krebs on Security」が9月28日(現地時間)に警告した。 AirTagが「紛失モード」に設定されていると、https://found.apple.comの一意のURLが生成され、そこにAirTagの所有者が連絡先の電話番号またはメールアドレスを入力できるようになっている。 この機能を悪用して、「善きサマリア人」をiCloudのフィッシングページあるいはその他の悪意あるWebサイトにリダイレクトする可能性があると、クレブス氏は警告した。(善きサマリア人とは、ルカによる福音書10章25節~37節に登場する、道に倒れている行きずりの旅人を助けたサマリア人のこと。) 例えば落とし物のAirTagを見つけた人がそのAir