SiriやGoogle Assistant、Alexaなどの音声アシスタントが、ユーザーの会話を許可なく録音しているという訴訟は、世界各地で複数提起されています。 集団訴訟に発展する可能性も そのうちのひとつ、Siriが勝手に録音しているという訴えについて、カリフォルニア州オークランドの連邦裁判所は、訴えを否定するAppleの主張を退け、訴訟を継続する判断を下しました。 裁判官が、Siriがユーザーが望まない時でも会話を録音、サードパーティーに録音データを渡しているという訴えを認めたことで、原告側は集団訴訟を提起できる可能性が出てきました。 Apple、会話を録音し外部業者に分析を委託していた 会話録音問題は、決してユーザーの被害妄想という訳ではありません。2019年にはWashington Postが、AmazonがAlexaとの会話をすべて記録し、ユーザーの許可なく保持していた事実を発