先日、中国の多くのiPhoneユーザのApple IDが他人に不正アクセスされ、Alipay(支付宝)などの決済プラットフォームを使ってApp Storeなどで勝手に他人に主にゲームなどの有料アプリのダウンロードやアプリ内課金などをされるという事件が発生しました。その被害額は数百円から数万円と人によって異なっています。大部分の被害者は、ネット上でのフィッシング詐欺によってApple IDのパスワードを盗まれたことが原因でした。 Appleは声明文の中で、これらのネット上でのフィッシング詐欺によって被害があったユーザに対して謝罪を発表しました。しかし中国の消費者協会は、Appleに更に進んだ対応を求めています。消費者協会も声明文を発表し、Appleは責任を転嫁することで自身のセキュリティ問題を薄め、消費者の注意力を他に向けさせることをするべきではなく、全額を消費者に返金すべきだとしています。