海外サービスへのアクセスを可能にするVPNアプリが、中国のApp Storeから突如Appleによって削除された件について、米国の上院議員が同社に対し、公開質問状を送っていたことが分かりました。 中国の手助けをしているのではないか VPNとは「仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network)」の略で、同サービスを使えば、あたかも対象地域からアクセスしているかのように見せかけて、国外のコンテンツを利用することが可能です。 FacebookやTwitter、Google関連のサービスが利用できないなど、政府当局による規制が強い中国では、ネットユーザーを中心として、VPNアプリが重宝されてきました。 そのため、2017年7月にAppleがApp StoreからVPNアプリを一掃したことについて、中国政府の情報統制に同社が加担しているとみる向きも少なくはありません。