2022年第2四半期(4月〜6月)における世界タブレット出荷台数の推計値を調査会社Strategy Analyticsが発表しました。市場全体では景気減速やサプライチェーンの混乱により出荷台数は前年同期比15%のマイナスでした。OS別では、Androidのシェアが初めて50%を切っています。 景気減退とハイブリッドワークで明暗入り混じる Strategy Analyticsによると、2022年第2四半期の世界タブレット出荷台数は3,890万台で、前年同期比で15%減少となりました。 ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、インフレの進行などにより消費者心理が冷え込んだ一方で、自宅とオフィスの両方で仕事をするハイブリッドワーク向けにキーボード着脱式のデタッチャブルモデルのニーズが高まるなど、タブレット市場にとっては明暗入り混じる状況となりました。 iPadシリーズはシェア38%でトップも出荷台数
調査会社IDCが、2017年第1四半期における全世界でのタブレット出荷台数予測を発表しました。 Appleは890万台で首位を維持したものの、前年同期と比べると13%減という、上位5社のうち最大の下げ幅となりました。 世界タブレット市場、10四半期連続で縮小 世界全体でのタブレット出荷台数は3,620万台で、2016年第1四半期と比べると8.5%減少しました。IDCによれば、これで10四半期連続での減少となり、2桁台の減少では5四半期連続となります。 タブレット市場は2つの異なる製品カテゴリーで構成されており、それぞれ違った方向へと向かっています。 ひとつはIDCが「取り外し可能タブレット」と分類するキーボードが取り外しできるタブレットで、現在市場の成長を支えているのがこの分野です。これら製品の多くは、以前からあるノートPCやラップトップに限りなく近づいています。 もうひとつのカテゴリーが
アップルのiPadシリーズがタブレット市場で苦戦しそうな気配が、最近の調査で明らかになった。iPad Proの発売はアップルにとって、大きなチャンスだったが、同社はその機会を活かせそうにない。 11月23日、調査会社Strategy Analyticsが発表したタブレット市場のレポートによると、Windowsタブレットの販売数は1年前から約6割伸び、今年度は2,200万台に達すると見込まれている。この市場ではアンドロイドが68%と最大のシェアを誇っているが、それに続くアップルは22%。Windowsタブレットはその約半分の10%を獲得している。 Strategy Analyticsは4年後の予測として、iPadのシェアは横ばいで推移する一方、Windowsのシェアは18%に上昇すると予測している。 アップルのポートフォリオを見ると、iPadは同社の最も弱い分野の一つだ。iPhoneは
年末恒例企画の「タブレット振り返り」だったが…… 本連載の年末恒例企画として、昨年と一昨年は「その年のタブレットを振り返る」というテーマでコラムを執筆してきた。しかし今年は編集部から「2014年の“PCとスマートデバイスをまとめて振り返る”というテーマでどうでしょう?」と打診が来た。このテーマを変更した原稿依頼そのものが、今年のタブレット端末の状況を示しているのかもしれない。 日本市場においてタブレットが急に売れなくなったとか、まったく伸びていないという話ではない。欧米、とりわけ米国市場では必要な人に行き渡った印象はあるが、日本はそこまで爆発的にタブレットの利用が進まなかった。その理由は諸説あるも、いまだによく分からない。 一方でスマートフォンの大型化によるタブレットとのクロスオーバー、小型Windowsタブレットの充実、低価格Androidタブレットがこなれてきたことなど、「タブレットと
関連キーワード Windows 8 | iPad | Android | タブレット | Windows XP Windows最新版についてのさまざまな報道を目にした人が、ある程度混乱するのは無理もない。これまでにMicrosoftが売り出したどの製品よりも速いペースの売れ行きを見る限り、Windows 8はWindows 7以来の出来といえるのか。それとも、発売までに時間がかかり過ぎたことや的を外したことから判断して、Windows Vista以来の失敗作とみるべきなのか。恐らくその両方だろう。Windows 8の現在の状況や、他のシステムが与える影響について理解するためには、細部に目を向ける必要がある。 まず、Windows 8は出遅れた。Appleは優れたデザインの製品を通じて、既に大量のユーザーを自社陣営に引き入れた。同社の製品は使い勝手が非常にシンプルで、大多数のユーザーはiPa
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 前回、「再び主戦場に降り立つマイクロソフト」というタイトルで、マイクロソフトのタブレット端末「Surface」が登場した背景を説明した。 今回もSurfaceを取り上げたブログなどから、面白い見方をしているものを紹介していきたい。 折しも米国時間6月27日にはグーグルが(ほぼ予想通り)自社ブランドのタブレット「Nexus 7」を発表した。また、かなり断片的な情報しか出ていなかった「Nexus Q」が披露されたことで、世間の注目はすでにそちらに移っている感もある。 ただし、前回の最後に書いた「三国志」的な戦いというのは、つまりこういうことなのだ。単に個々の分野・領域での「バトル(戦闘)」ではなく、アップル、グーグル、マイクロソフトという巨
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 今回の「三国大洋のスクラップブック」は、米国時間6月18日に発表されたマイクロソフトのタブレット端末「Surface」を取り上げたい。 Surfaceに関するニュースのフォローアップ記事や考察を記したエッセイのなかから、気になった事柄をいくつか抜き書きの形で紹介していく。 発表イベントの様子やマイクロソフト幹部らの発言、発表された製品の中味、またその影響等については、すでにさまざまな媒体で報じられているが、まだ読んでいないという方がいれば、下記のCNET Japanの記事を参照いただきたい。 マイクロソフト、「Surface」タブレットを発表 自社製タブレット「Surface」を発表したMS--その狙いと影響 MSのタブレット「Surf
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 米マイクロソフトが米国時間6月18日、Windows 8搭載を搭載したMicrosoftブランドのタブレット端末「Surface」を投入することを正式に発表した。 ロサンゼルスで開かれた会見で、同社のスティーブ・バルマーCEOが公表したもので、この発表を聞いた業界関係者の間には激震が走った。 数週間前から一部ではこうした憶測が飛び交っていたものの、マイクロソフトが自社ブランドでPCを投入する可能性は低いとの見方が出ていたのも事実だ。 その背景には、これまでのマイクロソフトのビジネスがパートナーとのエコシステムを前提としていたからだ。「Microsoftのビジネスはエコシステム抜きには成り立たない」(日本マイクロソフト・樋口泰行社長)とい
iPadに対抗心を燃やす「Surface」、仕上がりは想像以上:米国「Windows 8」イベントリポート(1/2 ページ) 米ニューヨークで開催されたWindows 8の立ち上げイベント。日本との違いは、マイクロソフト純正タブレットの「Surface」が発売されることだ。本田雅一氏が現地からリポートする。 米マイクロソフトは10月25日(現地時間)、ニューヨーク市の特設会場で「Windows 8」の立ち上げイベントを開催した。時差の関係で日本よりも後になった米国での発売だが、すでに内容は明らかになっているだけに、セレモニーの色合いが濃い。しかし、初めて自社のブランドを掲げたパーソナルコンピュータ「Surface」の発表には力が入った。 ハードウェア開発部門のトップ、パノス・パネイ氏は「Windows 8は今の時代、今の技術を鑑みてWindowsを再創造したものだが、SurfaceはWin
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