モバイル端末やOSのセキュリティ問題については、GoogleのAndroidで2015年に発覚した「Stagefright」の脆弱性などを巡って重大性が広く認識されるようになり、Googleは同年8月からAndroidの月例セキュリティ情報を公開するようになった。 しかしパッチ配信のほとんどはメーカーや携帯電話各社に任されていて、対応の遅れも指摘されている。 関連記事 Qualcomm採用のAndroid端末に情報漏えいの脆弱性、旧機種多数に影響 脆弱性は5年近く前から存在し、古い端末ではメーカーからパッチが提供されない可能性がある。 古いAndroidは「XP状態」、ランサムウェア感染攻撃を確認 「Android 4.xを搭載した端末の多くはWindows XPを搭載したPCと同じ状態」と専門家は解説する。 Androidに「Stagefright 2.0」の脆弱性、また10億台に影響