9月12日(現地時間)、米Appleは新製品発表イベントを開催、「iPhone 15」シリーズをはじめとした製品群を発表した。筆者は今年も米国のApple本社を訪れ、取材を続けている。
2022年に進行した急激な円安と対照的に、足元では円高が進んでおり、2023年1月16日には一時1ドル127円台を記録しました。Appleが円高を受けてiPhone14シリーズを値下げする可能性を独自に考察しました。 円高が進行 為替相場では、2022年10月に1ドル151円台を記録した後、約3カ月で24円近く円高となっており、記事執筆時点では1ドル128円前後で推移しています。 Appleが2022年9月にiPhone14シリーズを発売した際には、米国での販売価格と日本での販売価格から計算したAppleの想定為替レートは1ドル136円30銭程度でした。 また、Appleは2022年10月にiPad ProやiPad(第10世代)の発表に合わせてiPad Air(第5世代)とiPad mini(第6世代)の再値上げを実施しています。2022年10月に設定したAppleの為替レートは1ドル約
2018年に登場するiPhoneは3種類と言われていますが、このうち最も大きなサイズの次世代iPhoneは6.5インチになると考えられています。iPhone8 Plusが5.5インチだったことを思えば、さらなる“ファブレットサイズ”となりますが、なぜAppleはディスプレイの大型化を目指すのでしょうか。 2倍近くも大型化したiPhone Bloombergによると、AppleがiPhoneのサイズを大きくするのは、インドや中国といった新興国市場の消費者をターゲットにするという狙いがあるそうです。現在、Appleは中国でシェアが5位、インドに至っては全体で2%のシェアを占めるのがやっとという有様です。この状況を打開するべく、Appleが講じる策が、(1)ディスプレイを大型化し、(2)価格を下げる、ではないかというのが同メディアの見方です。 一見すると、ディスプレイの大型化と価格の引き下げは相
以前、PWAについて書きましたが、今月に入っていくつか大きな動きがありました。PWA(Progressive Web Apps)は、HTML5の限界を突破するためにGoogleが推進しているクライアント(ブラウザ)側の高機能化技術で、Webアプリにネイティブアプリ並の操作性や表現力を持たせようとするものです。 先の記事の中で、 AppleにはAppleの事情があり、「はいそうですか」とは行かない部分もある と書きましたが、どうやらAppleはMacOSとiOSのSafariでPWAをサポートする方向になり、 AppleもiOS/macOSをProgressive Web Apps(PWA)対応へ。次のSafari 11.1でService Workerなど実装 Microsoftはその前の週にPWAをWindows10で「ネイティブ」に採用することを発表しています。 マイクロソフト、Pro
iPhone Xのレビューを見ていると、やれノッチが邪魔だの、写真がきれいだの、ボタンがなくなって画面が大きくなっただのの主にハードウエアとしてのレビューが多い。 個人的には、これまで使っていたiPhone7 plusでも写真は十分満足していたし、animojiは残念ながら、人とのコミュニケーションには使ってないSMSだけの機能だったし、液晶の色は黄色くて別にきれいという印象はあまりない。Apple PAYが顔認証になるとローソンでsuicaを使う時に辛いんじゃないかと思って戦々恐々としてる。 (日吉の慶應義塾大学の協生館のローソンのsuicaの位置が高くて顔認証できるイメージがない) なのでiPhone Xの購入はしていたのだが、さほどワクワクすることなく、高いお金を使ったなぁと憂鬱なまま商品の到着を迎えた。 ところが実際に触ってみて、その印象は完全に変わった。 控えめに言って買ってよか
今回のiPhone Xは見送り、その理由とは 筆者のiPhone Xに対する評価は割と辛辣だ。筆者が購入を見送るというだけでなく、「とにかく新しもの好きで最先端の製品を持っていないと気が済まないユーザー」「iOSアプリ開発者」という2つの層に該当しないのなら購入をお勧めしない。 残念ながら筆者は本稿執筆時点でまだiPhone 8/8 Plusしか触っておらず、iPhone Xについては9月12日のスペシャルイベント当日にハンズオンで触れた記者のレポートを読んだだけだ(スペシャルイベント自体も別の講演会取材とバッティングしたため、後からストリーミングで確認した)。筆者が事前に得ていた情報の範囲を出ておらず、飛び付くべきサプライズ要素もなかったのが決め手となった。 「値段が高いのが理由なんじゃないの?」「入手が難しいという噂だから先に逃げ口上を作っているだけじゃないの?」と思われるかもしれない
世界に衝撃を与えたiPhoneの登場から2017年で10年が経ちます。それまで愛されていたiPodに取って代わったiPhoneですが、AppleはiPhone市場を広げるだけでなく、AR(拡張現実)を軸に再び時代を変えようとしています。 ドイツ企業買収で開発を準備 デベロッパーを対象に配布したARKitを活用したアプリに対し、Apple幹部のグレッグ・ジョスウィアック氏は驚きとARへの期待を述べています。また、最高経営責任者(CEO)のティム・クック氏も各所のインタビューでARへの関心を明らかにしており、本格的な開発を予感させます。 実際、Appleは既にSensoMotoric Instrumentsを含めたドイツのAR関連企業を買収して開発環境を整えています。 水面下のARへのアプローチ 現地時間2017年5月31日から6月2日までカリフォルニアで開催されたAugmented Worl
CNBCの報道によると、億万長者で投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏が、自らの運営するバークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)社が1月にAppleの株を倍まで買い増ししたことについて、家具市場を引き合いに出し、自らのiPhoneに対する楽観視と重ねて説明した。 バフェット氏がCNBCのインタビューに答えた際に、大多数の人が表示価格のまま家具を買うのが一般的だが、彼は更に、人々に更に多くの金銭を出して本当にほしいと思う家具を買った方がよいと説得する方が、安い代替品の営業をするよりも簡単だということに注目したといい、それはスマートフォン市場も同様なのだという。バフェット氏が家具を引き合いに出したのは、バークシャー・ハサウェイ社が所有する(オーナーシップを持つ)ネブラスカ・ファーニチャー・マート(Nebraska Furniture Mart
Appleが本日、iCloud.comにあるApple ID(iCloud ID)を使ったアクティベーションロックのオン/オフ状態をネットで確認できるicloud.com/activationlock/を突如何の予告もなく削除した。 ではアクティベーションロック状態を確認できるページの存在意義、そして削除された原因は何だろうか?当記事で考察してみたいと思う。 在りし日のアクティベーションロック状態確認ページ(英語) ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ iCloudのアクティベーションロック状態確認ページをAppleが削除。現在は「ページが見つかりません」と表示される これまで、遠隔で端末にアクティベーションロックがかかっているか、盗品でないかを確認できた このページでは、端末のIMEIかシリアル番号を入力することで、その端末に紐付けられているiCloud IDによるアクティベーションロックがか
Apple Payが間もなく日本に上陸する。いまのところ、9月7日(米国時間)に米サンフランシスコで開催されるAppleのスペシャルイベントで何らかの発表が行われる可能性が高いとみられており、サービス自体は10月以降に順次開始になると予想される。ここでの最大の目玉は新型iPhoneにおける「FeliCaへの対応」だが、これも含めた形で「Apple Pay国内上陸」と「FeliCa対応」について少し考察してみたい。 AppleがiPhoneにFeliCaを搭載する背景 「Appleが新型iPhoneにFeliCaを搭載する」――この話題を最初に報じたのは石川温氏が日本経済新聞のオンライン版にコラムとして掲載した「iPhoneにフェリカ 『おサイフ』に現実味」だ。 同氏はこれまでにも過去1~2カ月ほどにわたって「新型iPhoneにFeliCaが搭載される」という噂について周辺取材を重ねており、
WWDC 2016は予想通り、ソフトウェアに関する発表に止まり、少しは期待されていたMacBook Proの新モデルなどハードウェアの発表はなかった。だが、それはいい。新しいMacBookシリーズには(そろそろ追加でMacを買いたいという理由で)興味があるが、ここではそれは置いておくとして、Appleは実にやるべきことをちゃんとやっていない。 それは何か?「サービスに対する投資を怠っている」という点だ。これは開発費を出していないということではなく、「戦略的に十分な関心を払っていない」もしくは「動きが遅すぎる」ということである。 おそらく本コラムを読むユーザーであれば、MAGFAという言葉はご存じだろう。Microsoft、Apple、Google、Facebook、Amazonの5社の頭文字をとったものであり、IT・インターネットの分野で全世界を席巻する巨大企業たちの影響力の大きさを端的に
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイが、アップル株を約1,000億円購入したことが明らかになりました。バフェットはこれまでIBM以外のハイテク銘柄を避けてきましたが、なぜここへ来てアップルへの投資を決意したのでしょうか。 成長性は鈍化アップルは現在世界最大の時価総額を持つ会社です。その金額は約50兆円。日本最大の時価総額を誇るトヨタ自動車が約20兆円ですから、その倍以上の大きさです。 事業内容はご存知のとおりiPhoneやiPadを製造・販売するビジネスです。その内訳はiPhone6割、iPad・Mac・サービスが約1割ずつを占めます。これまでの成長はiPhoneの発売をきっかけとする世界的なスマートフォンの普及がけん引してきました。 そんなアップルの株価ですが、この1年で約3割下落しています。その理由としては、iPhone販売の成長が鈍化していることが挙げられます。2015
なぜ、いま、再び4インチへの回帰なのか 3月21日(日本時間では22日の深夜)のアップルのイベントでいくつかの発表があり、すでにASCII.jpの速報などでも詳細が報道されているが、良くも悪くもいちばん話題となっているのはやはり「iPhone SE」だろう。処理速度やカメラ、搭載OSなどのスペック面についてはもうあちこちで記事になっているから、ここで改めて言及するつもりはない。 今回注目したいのはとても単純なことながら「小さくなった」ということである。 ご存知のようにiPhoneは2007年に最初の機種が登場し、そのときの画面サイズは3.5インチであった。それが2012年の「iPhone 5」で4インチになり、2014年の「iPhone 6」で4.7インチ、「iPhone 6 Plus」にいたっては5.5インチにまで拡大された。当然のことながら、ディスプレーの大型化にともなって本体サイズも
サプライズがなかったApple発表会 世界中が注目するAppleの新製品イベントで、同社は環境負荷軽減への取り組みやスマートフォンを通じたヘルスケア分野への貢献を訴求しつつ、小型のiPhoneと小型のiPad Proを発表した。 発表後の反応を見ていれば分かるように、製品そのものへの驚きはない。利用環境に合わせて液晶パネルの色温度(ホワイトバランス)を変えたり、就寝前の時間帯に睡眠を阻害するという研究結果もあるブルーライトを軽減するといった、新しいiOSとの組み合わせで実現した機能を見せたが、それぞれのハードウェアに新機軸はなかった。 しかしながら、それは今回の発表会から始まったものではない。以前から続いているAppleの戦略が、明確な形で確認できたということだろう。すなわち、「Appleは覇道を極めたうえで、王道を歩む道を選択した」という、言葉にしてしまえば実に当たり前のことだ。 革命を
米Appleの「iPhone」と、ライバルのAndroidスマートフォンの比較で、現在、明らかに差がある点の一つが、充電方法だ。以前からほぼ変化がないiPhoneに対して、Androidスマホでは、急速充電やワイヤレス充電などの機能を持つモデルが出ており、差異化を図っている。 筆者の手元にある米モトローラ・モビリティ製の「Nexus 6」や、韓国LG電子製の「Nexus 5X」は、それぞれ付属の充電器や、「Quick Charge 2.0」対応の充電器を使うことで、いずれも2時間前後で100%まで充電できる。特に3000mAhを超えるバッテリーを内蔵するNexus 6が2時間でフル充電になる点は、速いと感じる。 フル充電しなくても、15分程度の充電時間を確保しておけば、4時間程度の外出であればバッテリー切れにならずに済む。言うまでもなくスマホを含むモバイルデバイスはバッテリーが生命線だ。充
当ブログの過去ニュースでも既にお伝えしているように、Apple(アップル)の次世代iPhone、iPhone6sとiPhone6s Plusは既に生産が始まっているようだ。そしてiPhone6sとiPhone6s PlusにはApple Watchに搭載されている感圧タッチ(フォースタッチ、Force Touch)機能が追加されるという噂が流れており、その情報は複数のソースを見てもかなり信憑性が高いようだ。 感圧タッチはApple Watchにはじめに搭載された、軽くタッチするのと力を入れてタッチする動作を区別するための機能だ。それによって更にバリエーションに富んだ操作が可能となる。この感圧タッチは更に新しい12インチのMacBookと、最新のMacBook Pro(13インチと15インチ)のトラックパッドにも搭載された。 Apple WatchとMacBook・MacBook Proに搭
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く