6月16日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)にチップを供給しているクアルコムやインテルなどの米国半導体各社が、密かに自国政府に圧力をかけ、ファーウェイに対する販売禁止措置を緩和するよう求めている。写真は上海のショッピングモールにあるファーウェイ店舗。3日撮影(2019年 ロイター/Aly Song)
米Googleに続き、米チップメーカーのIntel、Qualcomm、Xilinx、Broadcomも中国Huaweiへの製品供給停止を決定したと米Bloombergが5月19日(現地時間)、この件に詳しい情報筋の話として報じた。 これらの企業が同日、従業員に対し、「別途通知するまでHuaweiに製品を供給しない」と通知したという。 これは、米商務省が15日、Huaweiとその関連企業を産業安全保障局(BIS)の「エンティティリスト」に追加すると発表したことを受けたもの。エンティティリストに載った企業は、米政府の許可なく米企業から部品などを購入できなくなる。 IntelはHuaweiにとって、サーバー向けプロセッサの主要供給元だ。QualcommのプロセッサやモデムはHuaweiの一部のスマートフォンで採用されている。 Bloombergは、こうした決定が実行された場合、世界の半導体業界全
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