Webブラウザ上で閲覧に関連する記録を残さない「シークレットモード(Incognito Mode)」をオンにしていたにもかかわらず、Googleが密かにユーザーの閲覧データを収集していたのではないかとする訴えについて、同社の要求する棄却が認められなかったことが分かりました。 連邦地裁は原告の主張を認める シークレットモードでも密かに閲覧データを収集していたとする集団訴訟は、2020年6月に起こされました。Googleは訴えの棄却を要求していましたが、米カリフォルニア州の連邦地方裁判所は12日、同社の請求を却下し、ユーザーへの通知が行われていなかったことを指摘しました。 過去にはAppleとSamsungの裁判を担当した経験もある、同地裁のルーシー・コー判事は「当裁判所は、ユーザーがプライベート閲覧モード下にあるにもかかわらず、Googleが指摘されているようなデータ収集を行っていたと結論付