「フォートナイト」で知られるEpic Gamesのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、メタバース(オンライン上の仮想空間)の時代はすでに到来しており、AppleやGoogleが乗っ取らないよう、自分たちがデベロッパーや開発者を保護する存在の一つになると主張しました。 「メタバースでも商取引が支配される」と懸念 Financial Timesのインタビューで、ティム・スウィーニーCEOは、フォートナイトやマインクラフトといったメタバースに相当する空間がすでに存在するものの、このままではAppleやGoogleが支配力を得ることになるだろうと述べています。 スウィーニーCEOは、プラットフォームのあり方やデベロッパーとの接し方を見直さずにいることをAppleとGoogleが許されるならば、「(彼らは)最終的にメタバースを支配し、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)で行わ
Appleのアプリ課金手数料15%引き下げ、Googleも追従すべきとの声強まる 2020 11/21 一部デベロッパーを対象に、AppleがApp Storeの手数料を15%に引き下げたことを受け、Googleも追従するよう促す働きかけが強まっています。 最大野党が強く要求 AppleがApp Storeの手数料を30%から15%へと引き下げる対象は、年間収益が100万ドル(約1億円)以下の事業者です(したがってEpic Gamesは引き下げ対象外となります)。引き下げは2021年1月1日に開始されます。これを受けて韓国では複数の議員が、GoogleにもGoogle Playのアプリ内課金に対して同様の処置を採るよう、働きかけを行っていることが分かりました。 韓国メディアによると、現地の最大野党である国民の力は19日、「手数料を半減させるAppleの新たなポリシーは良いタイミングだ」と指
人気のサードパーソン・シューティングゲーム「フォートナイト」を販売・配信するEpic Gamesは、アプリストアが独占的にふるまっているとして、GoogleとAppleの両社を提訴しました。しかしながらGoogleは、同社のPlayストアをめぐる訴訟内容は、AppleのApp Storeのものとは根本的に異なる、と主張しています。 Androidアプリは複数のアプリストアおよびWebサイトで配布可能 「AndroidとiOSはアプリ開発者とエンドユーザー獲得のため競い合っているが、両者の訴訟問題は異なるものである」とGoogleは述べています。 「AppleのiOSは、App Storeを介してのみアプリの配布ができるのに対して、Androidデバイスでは、複数のアプリストアからの同時プリインストール、ダウンロードが可能で、インターネット越しでのサイドローディングも行える。これは、Andr
EpicがAppleを非難する動画の一場面 Image Credit: Epic Games かつてを彷彿とさせる出来事 (前回からの続き)GamesBeatのインタビューにて、独占禁止法の専門家であるHolland & Hart所属の弁護士Paul Swanson氏は、今回の事件は1990年代に生じた連邦政府とMicrosoftとの間での独占禁止法訴訟を彷彿させると述べた。 というのも当時、MicrosoftがWindowsにおいてあるアプリケーションを意図的に遮断した際、同社はその競合となるアプリケーションを開発し、所有していた。しかし今回のAppleのケースでは、Epic Gamesの競合となるアプリは所有しておらず、その面で異なっているとPaul氏は指摘する。 「Appleは競合のアプリケーションを所有していないため、1990年代にみられたマイクロソフトと独占禁止法のケースとは大幅
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