電子フロンティア財団(EFF)は米国時間12月1日、米連邦取引委員会(FTC)に提出した苦情申し立ての中で、Googleの「Chromebook」が学生のプライバシーを侵害しているとして非難した。 EFFは、Chromebookに搭載された「Chrome」ブラウザの「Sync」機能がデフォルトで有効になったまま教育機関に売られていると指摘している。米国の幼稚園から高校までの学生による、インターネット検索、訪問ウェブサイト、保存パスワード、閲覧動画に関するデータを監視、収集して、デジタルサービスの向上に利用していると、EFFは主張する。 またChromebookのプライバシー設定を変更する権限は、ユーザーには付与されず、学校の管理者のみに与えられている。 EFFによると、これはGoogleが2014年に署名した「Student Privacy Pledge」に反しているという。Student