GoogleによるFitbit買収について、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC:Australian Competition and Consumer Commission)が、Googleが提案した事業計画の承認を拒否したようです。 ACCCの懸念事項解消に至らず、継続審査に ACCCは2020年6月に、GoogleのFitbit買収により「個人データに必要以上にアクセスできるようになる」「ウェアラブルデバイス市場での競争が失われる可能性がある」などの懸念点に関するリストを発表していました。 Googleは、収集したヘルスケアデータを広告事業に利用せず、特定の約束のもとでは競合企業もヘルスケアデータとフィットネスデータにアクセスできるようにすることを、裁判所の強制力のある合意事項とすることで、ACCCの懸念を解消するべく努めていました。 本買収計画に関するACCCの審査は継続して