ワールドワイドウェブ(WWW)の生みの親であるTim Berners-Lee氏はポルトガルのリスボンで現地時間11月5日に開幕した「Web Summit」で、世界中の人々がオンラインにアクセスできるようにし、インターネットユーザーの自由を守るというビジョンについて説明した。 Berners-Lee氏は自身が創立した組織であるWorld Wide Web Foundationを通して、「Contract for the Web」(ウェブのための協定)を作成することを明らかにした。同氏はウェブの未来を保護し強化するために、政府や企業、市民がこの取り組みに貢献し参加することを期待している。 世界人口の100%がインターネットの自由を脅かされることなくウェブの恩恵を享受できること、そして、その実現に向けて全世界が協力することが同氏の現在のビジョンだ。同氏が5日に提示した協定は、それを実行するための