今、IntelのCPUが品不足に見舞われている。現状、各ショップに在庫はあるものの、モデルによってはまもなく品切れになるという。品薄の原因については、いろいろな憶測があり、定かではないが・・・。 ちなみに品不足は全ラインナップに及び、中でもCore i3/i5/i7は深刻な状況。国内代理店にはすでに在庫がなく、ショップには大手メーカーからの問い合わせが相次いでいるという。 さらに日本よりも品薄が進む中国や韓国、東南アジアからの問い合わせも急増中。秋葉原では、海外から来日したバイヤーが数百個単位での購入を希望し、ショップが断るという光景が連日繰り返されている。中には5人で来店し、1人1個ずつ購入。これを数日繰り返し、まとまった数を入手していく集団もいたとか。 なお、品薄は10月下旬に発売が予定されているCoffee Lake Refreshこと「Core i9-9900K」「Core i7-
市場予測会社のTrendForceは、IntelのCPU出荷量が需要に対して十分ではなく、ノートPCにおけるCPU不足を引き起こしており、その結果、2018年のノートPCの出荷台数が前年比0.2%減のマイナス成長となるとの予測結果を発表した。 Intelは、8月末に発表した第8世代CoreプロセッサのUシリーズ(開発コードネーム:Whiskey Lake)の量産出荷を、ノートPC市場が繁忙期を迎える2018年第3四半期に開始するとしていたが、PCメーカーの多くが、Whiskey Lakeの供給不足から、調達が難しくなっているほか、先行して供給がなされているCoffee Lake(開発コードネーム)も不足気味となっており、2018年下半期の出荷計画を見直す必要に迫られているという。 そのため、2018年8月時点のCPUの需給ギャップが5%程度であったものが、9月になると5~10%に広がってお
10nm(ナノメートル)プロセスルールで製造されたIntelの「Cannon Lake」マイクロアーキテクチャのチップがハイエンドコンピュータに搭載されるのは、早くても2019年のホリデーシーズンになることが明らかになりました。 製造の難しさが遅延の原因か Intelの2018年第2四半期(4-6月)の業績発表の会議電話から、10nmプロセスチップの製造遅延が判明しました。 CNBCによれば、Intelのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は、10nmプロセスチップがデスクトップコンピュータやノートパソコンに搭載されるのは2019年後半となる予定であり、ホリデーシーズンには間に合う、とコメントしたとされています。 「Cannon Lake」マイクロアーキテクチャのチップは、歩留まりの悪さ(不良品の多さ)が目立っており、チップの材料であるウェハーを無駄にしないためにも、Intelは量産前に製
by Nikolay Dik 2018年初頭から、Intel製CPUに内在する脆弱性「Spectre」「Meltdown」に関するニュースが取り沙汰されています。Meltdownクラスの脆弱性はIntel製CPUに特有の脆弱性ですが、Spectreクラスの脆弱性はIntel製CPUだけでなく、Intel・AMD・ARMなど全てのプロセッサに内在する可能性が指摘されており、今回新たに8つのSpectreクラスの脆弱性が指摘されました。 Spectre-NG: Intel-Prozessoren von neuen hochriskanten Sicherheitslücken betroffen, erste Reaktionen von AMD und Intel | heise Security https://www.heise.de/security/meldung/Spectre-
ラップトップ向け「Core i9」の衝撃。インテルが新プロセッサを発表2018.04.03 18:3890,425 塚本直樹 絶対に強い。 Intel(インテル)のデスクトップ向け最強プロセッサといえば、2017年夏に発表された最大18コア/32スレッドを実装した「Core i9」でしょう。しかしIntelの野望はそれにとどまらず、なんとラップトップ向けとしても「Core i9-8950HK」を発表してしまったのです。 Core i9-8950HKは、i9シリーズとしては初となるCoffee Lakeプラットフォームのプロセッサで、以前の「Skylake-X」「Kaby Lake-X」ベースのCore i9プロセッサとは世代が異なります。前世代のCore i9プロセッサらは小売価格は800ドルから1400ドル(約8万5000円〜15万円)で、対応マザーボードも安くても300ドル(約3万20
CPU攻撃の新たな手法「BranchScope」、Intel製CPUで実証:カーネギーメロン大学などの研究チームが発表 米カーネギーメロン大学などの研究チームが発表した「BranchScope」では、1月に発覚した「Spectre」と同様に、サイドチャネル攻撃を仕掛けてセンシティブなデータを流出させる。 米カーネギーメロン大学などの研究チームが、IntelなどのCPUの脆弱性を突く新たな攻撃手法「BranchScope」に関する論文を発表した。1月に発覚した「Spectre」と呼ばれる脆弱性と同様の仕組みで、IntelのCPUや、セキュリティ機能の「Software Guard Extensions(SGX)」に対して攻撃が通用することを実証したとしている。 論文によると、BranchScope攻撃では、現代のCPUが性能向上のために実装している分岐予測ユニット(Branch Predic
米Googleの脆弱性調査チームであるProject Zeroは1月3日(現地時間、以下同)、IntelやAMD、Armの“モダン”なプロセッサに含まれる潜在的な3つの脆弱性問題を発表。「Variant 1」と「Variant 2」については「Spectre(スペクター)」という名称が、「Variant 3」には「Meltdown(メルトダウン)」という名称がそれぞれ付与された。 Variant 1(CVE-2017-5753):境界チェックのバイパス Variant 2(CVE-2017-5715):分岐ターゲットのインジェクション Variant 3(CVE-2017-5754):不正なデータのキャッシュ読み込み Spectre(Variant 1、2)はIntel、AMD、Armの幅広いプロセッサに、Meltdown(Variant 3)は一部例外を除いてIntelのプロセッサに影響
F-Secureによると、今回見つかったAMTのセキュリティ問題は、極めて簡単に悪用でき、ローカルの攻撃者が短時間でバックドアを仕込むことができてしまうという。 米IntelのビジネスPC向けリモート管理機能「Active Management Technology(AMT)」に、攻撃者が簡単に悪用できてしまう問題が見つかったと、セキュリティ企業のF-Secureが報告した。 AMTは、企業のIT部門や管理サービスプロバイダーが、ユーザーのPCのモニタやメンテナンスを行うために実装されている機能。しかし、今回見つかったAMTのセキュリティ問題は、極めて簡単に悪用でき、たとえ厳重なセキュリティ対策がかけられていたとしても、ローカルの攻撃者が短時間でバックドアを仕込むことができてしまうという。 F-Secureによれば、攻撃者がこの問題を悪用するためには、狙ったPCに物理的にアクセスできる必要
「Meltdown」「Spectre」と呼ばれるCPUの脆弱性の対策パッチがパフォーマンス与える影響について、第6~第8世代の「Core」プロセッサとWindows 10を搭載したマシンのベンチマーク結果を公表した。 米Intelは1月10日、「Meltdown」「Spectre」と呼ばれるCPUの脆弱性について、クライアントで緩和策を適用した場合に、パフォーマンスに及ぼす影響を調べたベンチマークの結果を公表した。 今回の脆弱性は3日に発覚した。米国時間10日の時点でまだ、この問題を突いてユーザーのデータが盗まれる被害は確認されていないという。 Intelは今回、第6~第8世代の「Core」プロセッサとWindows 10を搭載したマシンのベンチマーク結果を公表した。それによると、SSD搭載の第8世代プラットフォーム(Kaby Lake、Coffee Lake)でオフィス業務やメディア作成
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