Windows 10やWindows 8など、2018年時点で使われているWindows端末では、「AUX」や「CON」というファイル名をつけようとすると、「指定されたデバイス名は無効です」というエラーが表示されます。このエラーの原因は、1974年に開発されたOSにあるとして、ハードウェア関係の情報を配信するfooneが説明しています。 It is 2018 and this error message is a mistake from 1974. This limitation, which is still found in the very latest Windows 10, dates back to BEFORE STAR WARS. This bug is as old as Watergate. pic.twitter.com/pPbkZiE57t— foone (@Fo
MS-DOS 2.0のソースコードが公開された 9月末にMS-DOS 2.0のソースコード(https://github.com/Microsoft/MS-DOS/tree/master/v2.0)が公開された。ここでは、ソースコードを見ながら、Windowsのパス区切り文字が、なぜ「\」(英語表示では逆スラッシュ)になったのかを考えてみる。 ただ、MS-DOSは8086のアセンブラで記述されているため、コードを説明するのではなく、必要な定義部分などを使って解説することにする。 まずは簡単にMS-DOSという名称について説明しておく。IBMがIBM PC用のOSとしてマイクロソフトに開発を依頼したため、IBM PC用のものはPC-DOSという名称であり、MS-DOSはIBM以外のメーカー用に使われた。この時点では、PC-DOSとMS-DOSはほぼ同一のものとしてよい。ここでは、すべてMS-
Microsoftが、UWPアプリしか使えない軽量OS「Windows 10 S」を次期Windows 10アップデートで終了し、各エディションの「S Mode」として提供するとThurrottが報じた。 米Microsoftが昨年発表した「Windows 10 S」は単体エディションとしてはなくなり、「S Mode」として各エディションで選択可能なモードになると、米Thurrottが2月2日(現地時間)、入手したMicrosoftの内部資料に基づく情報として報じた。 Windows 10 Sは、Microsoftが昨年5月に発表した、米Googleの「Chrome OS」のような“セキュアな”軽量OS。セットアップが簡単で、「UWP(Universal Windows Platform)」しかインストールできないようにすることで安全性を高めたのが特徴だ。 現在はOEMからの教育市場向け低
マイクロソフトの新OS『Windows 10』のWindows 7、Windows 8.1ユーザー向け無償アップグレード提供日が発表されました。提供開始は2015年7月29日。 以前からお伝えしているとおり、Windows 7、Windows 8.1ユーザーは1年間、無償でアップデートが可能です。Windows RTからはアップデートできません。また、Windows Update経由でインストールするため、インターネット環境が必要です。 Windows 7、Windows 8.1を使用しているユーザーに対しては、アップグレード予約プログラムが表示されます。 パッケージやDSP版、Windows 10搭載PCの発売日は未定ですが、予定しているOSの種類は全部で6種類となります。 Windows 10 Home Windows 10 Mobile Windows 10 Pro Windows
Software Gems: The Computer History Museum Historical Source Code Series IBM did something very unusual for their 1981 personal computer Rather than using IBM proprietary components developed for their many other computers, the IBM PC used industry standard commercial parts. That included adopting the Intel 8088 microprocessor as the heart of the computer. This “outsourcing” attitude extended to t
Microsoftが、コンピュータ歴史博物館の協力の元、歴史上で初めて初期のMS-DOSとWordのソースコードを公開することを明かしました。 Microsoft makes source code for MS-DOS and Word for Windows available to public - The Official Microsoft Blog - Site Home - TechNet Blogs http://blogs.technet.com/b/microsoft_blog/archive/2014/03/25/microsoft-makes-source-code-for-ms-dos-and-word-for-windows-available-to-public.aspx Computer History Museum | Press | Computer H
マイクロソフト、「MS-DOS」と「Word for Windows」のソースコード公開。コンピュータ歴史博物館への寄贈で 米マイクロソフトは、同社が1982年にリリースしたIBM-PC向けオペレーティングシステムの「MS-DOS 1.1」および1983年の「MS-DOS 2.0」と、1990年にリリースしたWindows向けワードプロセッサの「Word for Windows 1.1a」のソースコードを、米カリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピュータ歴史博物館に寄贈したことを明らかにしました。 同時に、この2つの製品のソースコードが同博物館のWebサイトで公開されました。 MS-DOSは、IBMが当時開発していたPCのためにマイクロソフトが開発したOSで、同社がPCのOS市場で圧倒的なシェアを築く礎となったソフトウェア。 Word for Windowsは、Windows用のワード
MS-DOSを入れたマシンにWindows 1.01をインストールし、そこから順次、最新のWindows 8 Professionalまでアップグレードしていくとどうなるのか、ということを淡々と進めたムービーがYouTubeで公開されています。Windowsがどこで劇的に変化したのかが感じられるほか、変わらずに来ている部分もあることがわかります。 Upgrade Windowsa 1.0 do Windowsa 8 Pro - blogi użytkowników portalu dobreprogramy http://www.dobreprogramy.pl/Obin/Upgrade-Windowsa-do-Windowsa-Pro,41295.html Upgrading Windows from 1.0 to Windows 8 Pro - YouTube これを行ったのはObin
長らくご愛読いただいた本連載も、今回で最終回となる。今回は、これまでのまとめと合わせてWindows 8そのものについて考えてみることにしよう。 Windows 8とは 改良Windows 7+Windows 8スタイル+新しい作法 Windows 8はカーネル周りも変更されてはいるが、その部分の多くをWindows 7と同じものに頼っている。マイクロソフトは「Windows 7で動くものはWindows 8でも動く」としており、カーネル周りには大きな変化はない。ただし、アーキテクチャーの異なるARMプロセッサーでも動作しているところから、機能とは別にプログラムコードとしては、かなり整理されたものになったと考えられる。 タッチのみで操作するタブレット環境を想定して、Windows 8は「チャーム」などの新しいユーザーインターフェースの作法を導入した。多くの機能はWindows 8スタイル側
コンピューターというハードウェアを活用するために欠かせないのが、OS(Operating System:オペレーティングシステム)の存在です。我々が何げなく使っているWindows OSやMac OS XだけがOSではありません。世界には栄枯盛衰のごとく消えていったOSや、冒険心をふんだんに持ちながらひのき舞台に上ることなく忘れられてしまったOSが数多く存在します。「世界のOSたち」では、今でもその存在を確認できる世界各国のOSを不定期に紹介していきましょう。今回は「MS-DOS」を紹介します。 MS-DOSの誕生 日本国内に限っての話ですが、Windows OSの次にもっとも成功したOSがMicrosoftの「MS-DOS」です。現在のようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)が主流になる前は、ハードウェア側のマシンパワーが乏しく、CUI(キャラクターユーザーインターフェース)
Barrelfish is a research operating system. Microsoft Researchとチューリッヒ大学が共同で開発に取り組んでいる実験目的の新OS「Barrelfish」のソースコードが公開された。Mercurialリポジトリを経由しての取得が可能。 Barrelfishはメニーコア時代におけるOSの新設計を模索する取り組み。ヘテロジニアスなプロセッサ構成にも対応するなど興味深い設計になっている。システムのほとんどがC言語およびアセンブラで開発されており、MITライセンスのもとで公開されている。 開発は2007年10月からはじまっており、当初はx86プラットフォームを対象としていた。現在ではほかのアーキテクチャへの移植も進められているという。OSの開発と同時に非同期プログラミングモデルの模索やパラレルファイルシステムの開発なども行われている。 Barr
アップルコンピュータの技術担当で、その後Be社を設立してBeOSを開発したジャン=ルイ・ガセー氏。ブログMonday Noteで、「The OS Doesn’t Matter…」(OSは重要ではない)というエントリをポストし、従来のOSに代わる新しいOS像についての意見を表明しています。 ユーザー体験と開発ツール ガセー氏のエントリは「Once upon a time, operating systems used to matter a lot; 」(昔々、オペレーティングシステムは重要なものだった)という一節で始まっています。当時、コンピュータで何ができて何ができないのかを決定づけているのがOSでした。 そして「Today, there’s only one operating system: Unix. 」(今日、ただ1つのオペレーティングシステムが存在する。UNIXだ)と、ガセー氏
多くの人はWindows搭載のPCを使っていると思いますが、その問題は起動速度の遅さ。スリープ状態やスタンバイ状態にしておけば、使用可能な状態まで1分以内にたどり着くことができますが、電源を切った状態から1分以内に使用可能になるのはちょっと難しく、古いマシンともなるといつまで待てば使える状態になるのか分からないなんてこともざらです。 そんな状況を打破すべく、マイクロソフトがDeviceVM社と組み、瞬間起動するOS「Splashtop OS」の無料ダウンロードを開始しました。これはWindowsの代わりのOSではなくWindowsと共存するOSで、ユーザーは起動してわずか数秒でウェブサイトを利用したりメールの送受信が可能になります。 どれほどに起動が高速かわかる動画もあったので、紹介します。 Splashtop OS beta http://os.splashtop.com/ これがSpl
今朝,面白いニュースが入ってきた。Nexus OneでGoogleと深い関係を持つHTCが,やはりGoogleの協力を得てAppleタブレット対抗製品を開発しているとの内容だ。報じたのはGIZMODEやSiliconAlleyInsiderだが,ニュースソースとなっているのはオーストラリア発ウェブ記事だ。 ・ HTC To Launch Apple iSlate Competitor (SMART HOUSE, 2009/12/31) この記事の信憑性は不明だが,興味深いのは Androidではなく Chrome OSでタブレット開発をすすめているという点だ。 ■ GoogleとApple,タブレット開発に見る設計思想の違い Googleは現時点ではAndroidとChrome OSをクールに切り分けている。公式ブログでの見解は次の通りだ。 Google Chrome OS は、Andro
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