ピーター・ティール氏やイーロン・マスク氏などのPayPalマフィアの面々やY Combinatorのサム・アルトマン社長らが、人工知能(AI)を人類への脅威ではなく、人類に益する存在に発展させることを目的とした非営利の研究機関「OpenAI」を設立した。起業家らやAWS、Infosysなどが総額10億ドルを投じる。 米Teslaのイーロン・マスクCEOや米Y Combinatorのサム・アルトマン社長らは12月11日(現地時間)、非営利のAI(人工知能)研究企業OpenAIの設立を発表した。同社の目標は、営利目標にしばられずに全人類の利益になるデジタル知能の開発を推進していくことという。 両氏が同社の共同会長を務める。両氏の他、米PayPal共同創業者でVC、起業家のピーター・ティール氏、米オンライン決済Stripeの元CTO(最高技術責任者)のグレッグ・ブロックマン氏、米LinkedIn