米インテルは4ー6月(第2四半期)の売上高が以前に示した見通しの中間値を下回ると予想する。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)向けの半導体輸出を米政府が新たに禁止したことが響くとみる。 インテルは8日の発表文で、4-6月の売上高は依然として従来の予想レンジである125億-135億ドル(約1兆9400億-2兆1000億円)の範囲内にはとどまるとみているが、「中間値は下回る」との見解を示した。通期の増収増益も引き続き見込むという。 事情に詳しい関係者によると、米政府は7日、ファーウェイに対する輸出規制を一段と強化し、同社向けにインテルやクアルコムが半導体を輸出するライセンスを取り消した。ライセンス取り消しはファーウェイ製のスマートフォンやノートパソコンで使用される米国の半導体販売に影響すると、匿名を条件に述べた関係者が明らかにした。 米政府、ファーウェイ向け半導体輸出許可取り消し-イン