特許庁は、企業が商品を他社と差別化する「ブランド戦略」を後押ししようと、パソコンを起動する際に流れるメロディーなどの「音」や、製品イメージを決める「色」などを、新たに商標として登録できるよう法改正を行う方針です。 商標を巡って、アメリカやヨーロッパでは、従来から保護されてきたブランド名やロゴマークのデザインに加えて、新たに音や色合いなどを保護する動きが広がっていて、日本でも企業のブランド戦略を後押しするうえで保護対象を拡大するべきだとの指摘が出ていました。 特許庁では、こうした指摘を受けて、法律を改正し、商標として登録できる対象を拡大する方針です。 具体的には、パソコンを起動した際に流れるメロディーなどの「音」や、製品やロゴマークの「色」などについて、企業の商品やサービスに特有なものとして一般的に認知されていれば、商標として登録できるようにするということです。 法改正によって、日本で申請す